晴れゆく空 (集英社文庫(コミック版))
晴れゆく空 (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
lonesome
谷口ジローさんのオリジナル原作のマンガを初めて読んだ。なるほど、こういう作品を描くんだなあ。久住さんとのコンビの作品の絵から受けた誠実な人柄が滲み出ている物語だった。妻と子供に会いに行った場面での、マルが走って向かってくるところでいま思い出しても涙が出そうになる。そして、最後の空の場面が、こんなにぴったりタイトルを表していたんだなと深い余韻を残す、悲しくもあるけどあたたかい物語だった。
2015/07/30
s_n
交通事故にあった男が被害者の意識の中で生きる話。映画になりそうなソフトSF感。家族が大事です。
2018/08/15
龍國竣/リュウゴク
交通事故、生存者は一名。身体は一つ、しかし意識は二人分。身体を失ってしまった中年男性に焦点が当てられる。残してしまった妻や娘との別れ。二つの意識が互いに葛藤し合う様子が現実感をもって上手く描かれていた。ゆっくりと死を迎えられた男は幸せだった。
2012/06/07
羊男
漫画界のロバート・ネイサン、かな。
2011/05/15
hosakanorihisa
厄年の僕は大人側から読んでしまった。泣ける。
2010/01/18
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