ヒカルの碁 4 (集英社文庫―コミック版)

yk

ヒカルはあっという間に若獅子戦、プロ試験へと進む。異常に早いよな。

2022/02/13

ソラ

院生となったヒカルは、アンバランスな棋力と言動で注目を集めるが、プロの壁の高さも思い知る。まず院生の手合いに勝てなければ、プロ棋士・塔矢アキラの視界にすら入れない。和谷義高ら院生の仲間、桑原本因坊他、魅力的な人物が次々登場する4巻。葉瀬中囲碁部が演じる番外編「本能寺炎上」も収録！

2012/03/31

ＫＪ

実力を付け、強くなった分だけ、勝負に勝てなくなる。何故負けるのかを知る人間は、それを知らない人間に対して、ある意味で弱くなり得る。知る事による迷いや怯みを乗り越える事も成長における重要な過程なのだろう。また物語において、敗北の瞬間はまさに醍醐味とも言える。そこから始まる再起の道のりが何より面白い。それまでに勝ち続けていた人間の敗北であれば尚更に。その点で門脇のエピソードの挿入は秀逸だ。敗北によって目の色がガラリと変わる様にはゾクっとくる。唐突で短いが、これがある事でこの先の再登場への期待度が俄然高まった。

2015/09/10

Gamemaker_K

「見えてくる」ことで生まれる恐怖感を克服することは、難しい。マンガだからその辺主人公にはクリアしてもらわなければいけないのだが、そのあたりの苦労譚にページを割かないところが、実はこのマンガのよいところなのだと思う。・・・時折挟まれる「葉瀬中囲碁部」のエピソードが面白い。この頃の金子さん好きだなー。

2015/03/02

ドナドナ

ヒカルが囲碁部を覗いたことで三谷が悔しさを感じたり、佐為が緒方に話しかける寂しさが際立つからこの漫画は胸を締め付けられる。

2021/07/14