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ひとりずもう (下) (集英社文庫)

ひとりずもう (下) (集英社文庫)

ひとりずもう (下) (集英社文庫)

作家
さくらももこ
出版社
集英社
発売日
2014-07-18
ISBN
9784086195072
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ひとりずもう (下) (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ひとりずもう漫画版後編。高校〜短大生、漫画家デビューが決まるまでのお話。漫画家になろうと頑張るさくら先生のお姿は、上巻でのぐうたらした感じと全然違って凄いと思います。少女漫画でなくエッセイ漫画に切り替えたきっかけが短大推薦のための作文の試験とのことで、人生にはどんなところにきっかけが転がっているかわからないものだと思いました。たまちゃんとの話は泣けるという前評判も(さくらさんの別の本で)伺っていたので心して読んだら泣いてしまいました。たまちゃんとの友情には心底憧れます。

2019/02/17

ぺんぎん

高校生、短大生、そしてデビューへ。たまちゃんとのエピソードはどれもほのぼのして好き。私が小学生のときりぼんでちびまる子ちゃん連載が開始されて以来当たり前に読んできた作品なだけにこの先新作が読めないのは寂しいなぁ…

2018/09/28

こうすけ

いわば、まるちゃんの続編。1話目から生理の話が語られるなど、さくらももこの思春期がクローズアップされている。漫画家になりたいけど、そんな自分を信じられない少女の話。とても良かった。たまちゃんのために、ちびまる子を描いたのか、と初めて知る。夢を追うことの切なさ。父・ひろしへの愛も詰まっている。

2021/04/03

❁Lei❁

高校3年生になり、進路に悩む下巻。漫画家になりたいとぼんやり思っているだけで行動していないことに気がつき、ようやく漫画を描いて投稿してみるものの、うまくいかない。みんながなんとなく短大進学を決める中で、自分だけ叶うかわからない夢を追いかけていて将来が見えない。院生の端くれとして、この焦燥感にとても共感できました。印象深かったのは、恋愛漫画じゃなくてエッセイ漫画のほうが向いているんじゃないか、とお風呂場で思いつく場面。ものごとを柔軟にとらえ、ひたむきに努力して夢を叶えた姿に、私までやる気が出てくる本です。

2024/09/26

りるふぃー

びっしり細かく描き込まれたマンガを文庫版にすると 見づらくなってしまうけど、さくらももこさんのマンガは読みやすく、文庫版に合ってる感じがする。ずっと昔、エッセイで “ひとりずもう“読んだので、同じネタか~と思ったけど、マンガ版も とても良かった。原点回帰!

2019/08/14

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