15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-6)
15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-6)
- 作家
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2009-12-25
- ISBN
- 9784086305228
15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-6) / 感想・レビュー
星野流人
〈死〉をテーマに描かれる、15人の人間の24時間を描いた物語も、いよいよ完結。登場人物たちが互いにかかわり合いながら少しずつ変化していく様子は、群像劇として非常によく描けていた。最大のテーマでもある〈死〉についても、各々がしっかりと自分の考えを導き出せていたのが興味深い。しかしながらたくさんの謎や疑問点を残したまま終わってしまっているのもまた確かな話であり、見事にパズルのピースが埋まるような『完璧』とは異なる(まぁ、長い物語だったので、単純に見落としや記憶違いになってしまっている部分もありそうではあるが)
2013/06/01
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
1巻買っても2年以上は「全巻揃えるまで手はつけん!」と頑なに読むのをガマンしてましたが、いざ最後まで読んでみると……率直に言うなら、作品にさほどの価値は見出だせませんでした。 最後の最後まで曖昧だったり投げっぱなしだったりというものも多く、死生観のテーマは一貫していたものの物語としては些か消化不良で、そのため伏線や個々の物語が終盤につれ収束していく群像劇特有のあの爽快感がまるでない。 ファンタジーめいた要素なんて特にいらんかったし、結局あれら何だったん?という感じでした。
2014/02/10
LongGate
さて、面白かったかどうか多数決で決めようぜ!
2009/12/28
半熟タマゴ
15人の登場人物からなる物語もついに終わってしまった。疑問点が解決できるだろうと期待してたからちょっと拍子抜け。でも、1日で起こったとは思えないくらい次々と物語が展開していったから楽しめた。1巻から振り返ってみるとみんな成長したよね。特にアキホとササウラ。
2010/09/01
jeli
苦しみの物語。描写がどうしても浅くなりがちだが、そこは想像力で補って読みたい。登場人物は皆ある意味苦労人だと思った。読み進める内に何かに期待する物語と思った。現代の物語、2010年、今が旬。高校生の時に読みたかった。箸井さんの絵もまた派手すぎず実にいいと思った。ラノベでこういう作品を良く書いてくれたと思う。
2010/03/29
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