黒猫の水曜日 4 Live and Die on this Day (黒猫の水曜日シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
黒猫の水曜日 4 Live and Die on this Day (黒猫の水曜日シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
- 作家
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2013-09-25
- ISBN
- 9784086307543
黒猫の水曜日 4 Live and Die on this Day (黒猫の水曜日シリーズ) (スーパーダッシュ文庫) / 感想・レビュー
スズ
殺害された妻子の復讐に燃える禊の義父マイケルは、黒猫商会からTXを奪い、東京スカイタワーに人質を取って籠城する。彼はCIAにある要求をし、それが行われない場合はミサイルを東京に落とすと宣言。彼の凶行を止める為、禊は愛する義父に銃口を向けるが……。両親を殺され、血と泥に塗れていた禊を、心に穴の空いていたマイケルが拾い、歳月を経る毎に、互いがかけがえのない存在になっていく様子が良かった。「お父さん……私を一人にしないで」と涙を流す禊が痛々しかったが、彼女の父を愛する温かい想いが溢れ出していた。今巻にて完結。
2016/10/21
紅羽
完結巻。色々な事が未解決な部分もあり、ここで終わるの?って思いましたが、禊の物語として考えると、確かに彼女の決着は付いたわけなので終わりと言えば終わりなんですね。欲を言えばもう少し黒猫たちの闘いを見ていたかったです。
2021/10/27
ころん
学園に立てこもりCI社に抵抗を続ける正臣達<<黒猫商会>>。一方で禊はアメリカから日本へ向かっていたが義父・マイケルに止められてしまう。色々と不完全燃焼感は残るけど、禊の成長物語として読むならこれ以上ないラスボスだし、きれいにまとまってると思う。正臣の出自が明かされたりして正臣とミリアムの物語も読みたくなったけど。黒猫商会のわいわいした雰囲気が好きだったから禊も含めた黒猫商会の話ももっと読みたかったなぁ。要はもっと続いてほしかったということで。
2013/10/12
水無月冬弥
地本草子先生(@chimotosoushi)の #ラノベ 完結 うーん、禊の成長物語としては悪くないんだけど、黒猫のスタッフがあまり強くないのがびみょーかな、やっぱり強くないと。あと、ミリアムざまあ、と思わず思った(笑)
2014/03/15
椎名
色々と消化不良ではありつつ、篠原禊という女の子の決断は書ききったかなと思います。次回作に期待したい。お疲れさまでした。
2013/10/09
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