クロニクル・レギオン 7 (ダッシュエックス文庫)
クロニクル・レギオン 7 (ダッシュエックス文庫) / 感想・レビュー
よっち
女皇照姫と平将門の反乱を乗り切り皇都を押さえた覇者となった征継と志緒理。衛青や大英帝国とも協力して陣営を整えた彼らがついにカエサルとの決戦を迎える第七弾。強敵カエサルを相手にする方策と、そんな状況でも繰り広げられる征継を巡る女性陣の駆け引き。カエサルがここで繰り出した切り札がなかなか面白かったですけど、オチがなるほどなと思った結末。何より注目していた征継を巡る女の争いの決着は、初音も頑張っていいポジション取ったけれど、したたかな志緒理と立夏が一枚上手でしたかね(苦笑)いい感じに楽しめましたし次回作も期待。
2017/07/25
まるぼろ
完結巻、皇都での反乱を抑え、エドワード黒太子ら大英帝国と手を結んだ征継達がカエサル率いる軍勢と正面対決を果たすも…と言うお話です。とても綺麗に締め括られたいい完結巻だったと思います。ヒロイン勢との決着も丈月先生の作品と言う意味では予定調和と言える結末かと…w カエサルについては今巻で三つ子の魂百までと例えていましたが、最後の最後までそんな感じの印象でした。何はともあれ、綺麗に纏められつつもこれから先の後日談も色々と想像できそうないい終わり方でした。次回作も期待しています。
2018/03/31
HANA
シリーズ最終巻。なんだかんだ結構スッキリした結末。最後はドタバタした感じが強いくらい詰め込まれている感じはしたけれど。最後の展開は驚き。
2017/08/22
真白優樹
女皇の反乱を抑えきり、カエサルと決戦を繰り広げる最終巻。―――過去、そして目の前の敵を乗り越え未来へと。幾多の策が激突し、英雄達が自らが主役だとばかりに駆け巡り、薄氷の上を何度も全速力で駆け抜ける。掛け値なし、文句なしの熱量が迸り目線を釘付けにする決戦が繰り広げられる今巻、ここまでこの物語と共に歩んだ読者ならば心が打ち震え、英雄達の姿に心奪われ心底燃える有終の美を飾るに相応しい巻である。新たな時代を前に鼓動する新たな命。これから先、征継達は世界を相手にどんな心躍る戦いをするのか。 うん、最高に面白かった。
2017/07/25
Mu@仔羊堂(文フリ東京39,け-19)
シリーズ最終巻でカエサルとの決戦回。征継とジェベとの因縁の対決やブルータスとの危機一髪、そして最後のカエサルの歴史は繰り返すまで、いろいろと詰め込んでいつもの倍ぐらいの速さで物語が動いた印象。決戦の煽りを受けて征継と少女たちのあれが今回はあまり濃厚でなかったのが残念だ(笑)シリーズ全体としては征継の性格がもう少しハイテンションな所があったらもっと面白くなった気がする。それからレギオンの戦闘が代理戦争みたいで主人公達の生身の激突が気薄なのはワクワク感に欠けたかな。とは言え最後まで楽しく読みました。
2017/11/13
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