カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ (ダッシュエックス文庫)
カンピオーネ! ロード・オブ・レルムズ (ダッシュエックス文庫) / 感想・レビュー
真白優樹
地球滅亡を回避した平穏も束の間、異変の発生したヒューペルボレアに蓮や護堂達魔王が集結する中、軍神の末裔である勇者の少女が殴り込みをかける物語。―――神と魔王と勇者、異界に集いて始まるは終末の戦い。 丈月先生の生み出された登場人物達が一堂に会し、ド派手にぶつかり合ったかと思えば同じ敵を相手に協力したり。前シリーズにカンピオーネ!のド派手さが加わりエンタメとして更に熱量を上げてきた物語であり、シンプルに燃えてわくわくする、真正面からエンタメしている物語である。果たして異界の行方とは。 次巻も須らく期待である。
2020/06/28
水無月冬弥
#ラノベ これまでのカンピオーネだけではなく、新しいカンピオーネも登場し、混沌としていますね、しかも異世界で自分の知識でどんどん発展させていく「なろう」展開だけどどうなるんだろう。護堂さんも裏でいろいろやっているみたいだし、わくわくが止まりませんね!
2020/07/20
ちゃか
シリーズの新章開幕となる1冊です。 『カンピオーネ!』と『神域のカンピオーネス』のキャラが、神話が再現された世界に集って好き放題暴れる、その序章というかダイジェスト版な感じ。 描写的には、カンピオーネスの主人公である蓮陣営の物が多いですねー。新ヒロインの子も蓮たちと今後行動をともにしそうな雰囲気。 最も新ヒロインの子、救世の神刀を振るう秩序側の存在で、カンピオーネ諸氏との相性悪そうですけどね…… だからこそ、カンピオーネらしからなぬチャラさも備えた蓮たち陣営なのかな?
2020/08/18
マサヒラ
シリーズ三作目となる今作。新章って感じで新たな主人公や前作、前々作のキャラ達が入り乱れる展開は純粋にワクワクするし凄く楽しめた。前作の特典であった護堂と蓮の最初の出会いの話や今作の物語の前日譚の短編もありそれも面白かったわ。また今作から初登場のカンピオーネも出てきたり、シリーズ初の女性主人公ってこともあり今までに無かった要素もこれからに期待したいかな。とはいえ時系列が非常に分かりにくく、単純に前作の続きではないし色々あった感じの内容は示唆されていたものの何かしら説明が欲しかったわ。
2022/01/26
alleine05
神話的異世界で神殺しやそれに近い異能力者たちがそれぞれ一大勢力や国を築いて互いに争い合う戦国乱世をやっているという舞台設定は面白いのだけど、省略されたエピソードがあり過ぎてすっきりしないな。このへんは未読の『神域のカンピオーネス』2~5巻で描かれているのかと思ったけど、あとがきによると今後プレイバックという形で描く予定の部分もあるようだし。あと勇者様が旅して各地の魔王を倒していくとかすっごいRPGっぽい状況ね。『カンピオーネ!』の設定を使ってRPGがやりたかったんだろうか。
2020/08/14
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