母を送る、母に贈る (集英社be文庫)
母を送る、母に贈る (集英社be文庫) / 感想・レビュー
みなず
遠くない未来を現実にとらえ、身につまされる。私も理香さんと同じく、ウエットタイプではなく、家族主義でもなく、看病介護は役立たず、目の前で人が死ぬことが怖い臆病者。それでも大丈夫だと、なんとなくわかったような一冊。その時が来たら、また読むことにしよう。
2014/10/29
pantyclub
題名を見て読みたいと思った。家族間での考え方の違いが良く分かる。その調整が難しいと思います。晩年の親の生活を知ることでいろいろな思いが浮かんでくる。闘病記では無いのが本書の魅力のひとつ。民間療法に対しては価値観の違いを感じた。地域性の難しさも感じた。病状が進むと家族が判断することが増える。この判断を長期間抱え続けることあろうと思います。
2022/10/05
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