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お坊さんとお茶を 1 孤月寺茶寮はじめての客 (集英社オレンジ文庫)

お坊さんとお茶を 1 孤月寺茶寮はじめての客 (集英社オレンジ文庫)

お坊さんとお茶を 1 孤月寺茶寮はじめての客 (集英社オレンジ文庫)

作家
真堂樹
木下けい子
出版社
集英社
発売日
2015-02-20
ISBN
9784086800068
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お坊さんとお茶を 1 孤月寺茶寮はじめての客 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

気弱で要領が悪いため路頭に迷った男が偶然たどり着いた貧乏寺。美形なのにストイック過ぎて人を寄せ付けない『空円』と、ホスト風僧侶『覚悟』の二人が営むこの寺で風変わりな修行人生がスタートした。朝は『粥座(しゅくざ)』、昼は『斎座(さいざ)』、夜は『薬石(やくせき)』と呼び方が異なる寺の食事。そしてお茶の時間は『茶礼(されい)』と呼ぶそうだ。空円が安楽椅子探偵の役割を担うライトミステリーの要素は、僧侶の修行の一つ『公案=禅問答』で思考を鍛えた賜物。3篇の連作。軽い読み口で、仏教用語も学べるコスパの高さは魅力。

2016/06/25

みっちゃん

娘のオススメ本。ほっこり、ほっこり。優しさ故に損ばかりして、リストラのあげくお寺のまえで行き倒れの青年。ひいおじいちゃんに「みっちゃん」と呼ばれていた回想シーンでもう他人と思えず(笑)超クールで美形の僧侶、空円が解くいわゆる日常の謎は、目が覚める、という程ではないが、自分にとことん自信の持てない主人公がその優しさで周りを救い、自分の居場所を見つけていくのかな。でも何であんなに空円にドギマギするのだろう。これってひょっとして…娘によると2巻はちょっとほろりとするらしい。とりあえず読んでみようか。

2016/07/23

和夜

さらっと読めるんだけれども要所要所で仏教の用語や教えがあって「へー」と勉強になる1冊でした。三久はもうちょっと頑張りましょう(笑)喫茶去。あまりお茶は飲みたくないです(笑)

2016/11/07

よっち

勤め先をリストラされ路頭に迷ってしまったお人好しで要領の悪い三久が行き倒れ、クールな美形僧侶・空円と、謎の水商売風男・覚悟の二人が営む貧乏寺・孤月寺に僧侶見習いとして居候することになる物語。修行に邁進して自他ともに厳しい空円とチャラい雰囲気の覚悟。お人好しな気質な三久は周囲で起こる悩みやトラブルに巻き込まれて、対象的な二人に助けられつつ問題を一緒に解決してゆくうちに、何となく絆みたいなものが育まれてゆく展開はなかなか良かったです。三久だけでなく、空円や覚悟にもいろいろ過去がありそうで、その辺は続巻に期待。

2016/06/04

おかむー

いわゆる“店モノ日常系ミステリ”の一種ではあるけれど、クールな美形坊主とワイルド系ホスト坊主に気弱なお人好しの見習い主人公という、そこはかとなくF女子のひとたちもターゲットにしてるっぽい物語。『可もなし不可もなし』。主人公・三久が猫だらけの貧乏寺・百猫山孤月寺に身を寄せ、空円、覚悟の二人の僧との生活のなかでの自分探しという路線になりそうではあるけれど、今作ではちょっとした謎解きと空円、覚悟たちの掘り下げがすこし。シリーズものとして肉付けがされて初めて味のある物語になりそうかな?といったところですね

2015/03/04

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