宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)
宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー
ももたろう
待望の辻村七子さんの新作!雪広うたこさんの表紙もステキで読む前からワクワクしました!正義の素直で真っ直ぐな所とかリチャードのツンツンしてるけど実は照れ屋な所とか二人ともなんかかわいいな~(^^)美しい人って好意も悪意もいろいろな思いを押し付けられて大変そう。だから正義の表裏のない心からの賞賛が嬉しいし、きっとそばにいてホッとするんだろうな。リチャードって謎ですね。日本からもいつかいなくなってしまうのか…世界を転々としているのはなぜなのか…男女どっちが好きなのか?あとロイヤルミルクティーが飲みたくなる~!
2015/12/30
Aya Murakami
ナツイチ2018 英国紳士ながらスリランカにもルーツがあり、宝石だけでなくお茶にもこだわりがあるリチャードが魅力。 ピジョンブラッド…。名称こそ出てきませんでしたが高校英語のテキストにミャンマーの話が出ていてたどたどしい英語でルビーを売る子供が出てきました。作中ではかなり貴重で出回りにくい宝石と書いてあったので高校卒業して10年以上たった今でもミャンマー情勢は良好でないことがうかがえました。
2019/09/05
クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」
こちらでよく見かけて気になっていたこちらを。宝石(というか鉱物)昔ハマって調べてたなあと懐かしく。謎解き+宝石豆知識を楽しめます。リチャードのキャラ私は好きだな。正義は色々危なっかしい……。続きも楽しみ(^O^)
2017/03/20
ダイ@2019.11.2~一時休止
宝石商リチャード氏の謎鑑定その1。連作短編集。宝石に絡めたミステリーですが、BLっぽい主人公たちの関係の方がメイン?。
2017/04/04
カナン
正義という名の通りの性格の主人公が出逢った、絶世の美貌の青年リチャード。宝石に纏わる蘊蓄を流暢な日本語で語る宝石商のリチャードと、「コランダム何それ」レベルな大学生アルバイトの凸凹コンビの誕生です。次々と店に辿り着くのは眩いばかりの宝石達と、石の煌めきに魅せられた人々の、複雑で色とりどりの斑で切ない心模様。それは憧憬、悔恨、諦念、葛藤、懺悔であり、それでも最後まで消えずに残っている、小さくとも美しい希望の光の物語。ブロマンスぽくも正義君は白い天使な女の子にちゃんと恋してます。えぇ玉砕しそうだけども(笑)→
2016/08/30
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