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宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (集英社オレンジ文庫)

宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (集英社オレンジ文庫)

宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (集英社オレンジ文庫)

作家
辻村七子
雪広うたこ
出版社
集英社
発売日
2017-08-22
ISBN
9784086801430
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宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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青蓮

前作で脳みそ弾け飛んじゃったので、今回はどうなんだろうと思いましたが、落ち着いて読めました。本作はリチャードの過去、師匠との出会いや子供時代に起きた事件など盛り沢山で楽しく読めました。正義の就活の行方も気になるし、谷本さんとリチャードの面会もいつ果たされるのか興味津々。この二人が出会ったら何だか大変な事になりそうな気もしますが(笑)BL云々抜きにしてリチャードと正義の関係性や距離感がとても好きです。何のためらいもなく相手を真っ直ぐに好きだって言えるのが眩しくもあり、何だか羨ましくも思います。次作も楽しみ。

2017/12/15

ダイ@2019.11.2~一時休止

宝石商リチャード氏の謎鑑定その5。連作短編集。本作ではリチャードの過去と正義の就活開始がメイン?。前作よりは謎鑑定要素も出てきてよかった。

2017/09/11

ううち

第5弾。(で合っているかな?)リチャードの過去のお話や正義の就活などなど。リチャード様は今回も美しかった…。『宝石商、ロイヤルミルクティーの飲みすぎで体を壊す』の巻が読みたすぎる。

2019/07/21

カナン

第二章開幕、でしょうか。時に「死にたい」と思いつめるほどの差別や苦難、絶望の淵に立たされた者に対し、まるで微かな道しるべのように宝石の輝きを寄り添わせてきたリチャード。その彼自身も「死にたい」人であり、四巻までが彼の数奇な人生を辿る物語なら、五巻は彼の総集編であると同時に、相棒となる正義にその光を当てるための準備を終える一冊。二巻辺りからただのお人好しの真直ぐな青年とは思えない違和感を漂わせていた正義君。リチャードが次に向き合う謎は、自分にひどく懐きながら、何かが致命的に欠落している青年の心なのでしょう→

2017/08/23

ひめありす@灯れ松明の火

前巻で綺麗に終わったので、続きが出るとは思っていませんでした。相変わらずの関係に見えて、少しずつ変わっている二人の関係。正義の鈍感は変わらないなあ。正義は商人よりもデザインとかの方が向いているのかな。丁度デザイナーさんも出てきたし。毎日綺麗な物を愛しんで愛でられるのなら。お話は過去の謎を解き明かす物がメイン。スリランカ時代のリチャードは死んだ眼をしているなあ。よく更生したよとしみじみ。二人のお母さんの秘密。伝統の家に縛られる事を良しとしなかった二人の女。あの日の呪いは解けて、今はただ互いの幸福を祈っている

2017/10/22

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