マグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年 (集英社オレンジ文庫)
マグナ・キヴィタス 人形博士と機械少年 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
「宝石商~」とは違いガッツリSF設定ですが、個人的にはこっちの方が面白かった。序盤から感じてたエルの違和感は中盤で判明し、だからこのタイトルねって感じ。
2018/03/16
カナン
ようこそ偉大なるキヴィタスへ! ここは世界人口の3分の2が大戦と天災で死に絶え、北半球の地が無に帰した地球最後の楽園だ。汚れ仕事もペットも全て理想のアンドロイドが叶えてくれる。飽きた恋人の唇の形だって一瞬で変えられる。歪を極めた終末で、若き天才エルと野良アンドロイドのワンの邂逅が、シリコンの奥の情動領域に全く新しい聖性を生み出す。機械に魂が宿るかって? 何時の時代の古臭い質問だい? 正確にはこう問うべきだ、「有史以来、人間が一度でも愛を知り得たことがあったのか?」ってね。答えは勿論、このキヴィタスの中さ!
2018/02/24
佐島楓
何も余計なことは申しません。ただ一言、早く続編をお願いいたします!
2018/02/27
よっち
人工海上都市『キヴィタス』のアンドロイド管理局に勤める若きエリート技師エルが、仕事からの帰り道で登録情報のない野良アンドロイドの少年・ワンと出会い不思議な共同生活を始める物語。アンドロイドが貴重な労働力になっている世界で、不器用だけれどアンドロイドには真摯に向き合うエルに、訳ありなアンドロイドのワンは何だかんだ言いながらも振り回されっぱなしで、エルの事情も明らかになってゆく中、二人の関係性がワンの過去を巡る騒動と絡めつつとてもいい感じに描かれていたと思いました。もし続巻あるようならまた読んでみたいですね。
2018/03/12
misia
爆発的な人気を誇る別シリーズを持つ作者様にとって、そのシリーズの完結を待たず並行して、同レーベルから別の作品を出すのって冒険なのでは?と。いや。変な滑り出しだな、自分。違うんです。すごくはまりそうで、エルとワンに。半分くらいまで読んでよくわからなくて。先に読んだ娘が「これ続きはないの?」と。「まだ出たばっかりだから続きはないよ。シリーズになるかどうかもわからんし。そんなに面白かった?」と聞くくらい。でも後半。あまりの展開に読了後何度も読み返してはクラクラしてました。はまって。面白い。続きが読みたい。早く。
2018/03/11
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