ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男 (集英社オレンジ文庫)
ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー
よっち
遺体に触れると死の瞬間を追体験できる「夢視者」の能力で事件を解決に導く特殊捜査官・笹川硝子。意味深な言葉を残して突如失踪した先輩捜査官の行方を追ううちに意外な事実が明らかになってゆく物語。失踪を追う中で明らかになってゆく、硝子が生まれ育った研究所の火災で人生が変わってしまった人々、夢視捜査の際に使用される薬品を巡る疑惑。捜査線上に硝子と親しい関係者が次々と浮上する難しい状況で、それでもきちんと向き合おうとした彼女が辿り着いた結末は何ともほろ苦かったですが、硝子に希望も垣間見える最後には救われる思いでした。
2019/01/31
はるき
オレンジ文庫からまた新しい新星が誕生。サイキックサスペンス調ですが、女性読者の読みどころを意識したライトなノリがいい感じ。今後に期待できそうです!(^^)!
2019/02/12
栗山いなり
夢で他人の記憶を見れる異能を持つ女警察官が先輩が関わる事件の真相解明に挑む異色の刑事小説。異能物としての要素を持ちつつこれぞ刑事物ってテイストが作中から滲み出ている、そんな作品だった
2024/10/13
よっしー
新人さんかな?なかなか良かったので、シリーズ化したら続きも読みたい。
2019/02/27
Masashi Matsuba
テレ朝系京都ドラマにありそうと思ってしまう話。ただ文体のせいなのか、意外に読むのに時間がかかった。話としては友情に恋心に、捜査にと盛り沢山。今回は親友の死という身内周りの狭い範囲の話だったが、これがもっと広域に広がったらどうなるか。そこらが楽しみです。
2019/02/27
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