おいしいコーヒーのいれ方 (9) 聞きたい言葉 (JUMP j BOOKS)
おいしいコーヒーのいれ方 (9) 聞きたい言葉 (JUMP j BOOKS) / 感想・レビュー
優希
かれんもようやくひとり立ちする決意が固まったようです。新しい仕事、新しい場所での生活に想いを馳せるかれんが可愛くて仕方なかったです。花村家両親は反対したものの、結局は住み慣れた家を離れることになったようですね。ショーリとの距離も遠くなることで2人は初めてお互いの気持ちに素直になれたような気がします。ゆっくり愛を育んできたかれんとショーリですが、心の奥底に秘めた部分は伝え合えずに淡くほんわかとした恋愛をしてきた2人ですから。ようやく最後で本音をぶつけ合えたことでもどかしさもスッキリした感じです。
2014/09/10
あつひめ
生きる目的を持つことって人間を成長させるんだなぁ。悩み考え落ち込んで・・・その繰り返しが心の栄養になっていくのかもしれない。そろそろ個人としての目標を探し始めてもいい時期かも。支える事は大切な事。でも、それは自分の目標じゃなく相手の生きる道だから・・・。ショーリはショーリの道を。かれんはかれんの道を・・・。丈君の大人のようでお子ちゃまのような雰囲気がいいなぁ。
2010/08/14
本読みじいさん
転職するには育ての親とのハードルをどうクリアするかと、いつになるかいつになるかと読み進めてきましたが、ようやくですな。
2012/09/06
ゆかたん
本音でぶつかり合うって難しいな。でも、いいな。
2015/08/16
スイッチ
シリーズ9作品目。教師を辞めて鴨川の介護施設で働く事を両親に説明するためには、自分が両親の子でなく養女である事を既に知っている事を両親に打ち明けねばならない事。その時がやって来た。自分の生きる道を少しづつ歩み始めるかれん、彼女の進む道を見守る勝利、互いの心の思いをきちんと言葉にしないと疑心暗鬼と心の溝が生じるぞ!丈の役割も大きな意味を持ってきたよなぁ。取り合えずシーズン1は、次巻で最終巻、どんな結末が待っているのかな?期待がパンのようにパンパンに膨らんじゃった。
2020/09/20
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