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おいしいコーヒーのいれ方 Second Season (5) 雲の果て (JUMP j BOOKS)

おいしいコーヒーのいれ方 Second Season (5) 雲の果て (JUMP j BOOKS)

おいしいコーヒーのいれ方 Second Season (5) 雲の果て (JUMP j BOOKS)

作家
村山由佳
結布
出版社
集英社
発売日
2011-06-20
ISBN
9784087032482
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おいしいコーヒーのいれ方 Second Season (5) 雲の果て (JUMP j BOOKS) / 感想・レビュー

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優希

前回の展開のその後は描かれず、いきなり舞台がオーストラリアになっていることに驚きました。由里子さんは?起こってしまった「その事実」がないまま半年。過去を封印し、かれんのことすら思い浮かべないようにするショーリは逃げているのかもしれません。丸々かれんのいない世界は読んでいて辛かったです。誰もショーリを責めなかったのに、周りの人たちの気持ちを踏みにじるようにショーリはオーストラリアに行ってしまったのでしょう。異国でしっかり地に足をつけて生活することが贖罪になるとは思えません。アレックスの一言はキツいです。

2015/03/10

takaC

カレンの登場皆無ですか(挿絵はいっぱいあったけど)。でも話としてはそこそこ良かった。続きを1年も待たなくても良いならという前提条件下で。

2011/06/23

ひめありす@灯れ松明の火

青い空と赤い土のもとへ逃げてきた勝利。笑っているけれど、楽しんで悲しんで見せるけれど、心のうすべりをわずかに色が染めただけだった。冷たい罪の意識は、大好きだった音楽からも、師匠直伝のコーヒーの入れ方からも彼女からさえも心を遠のかせる。けれど、だからこそ思い出す、ラフスケッチの様に描き出せる。何気ないしぐさの一つ一つ、無邪気に微笑んでいられたかれんの姿を。何処へも逃げることのできない青い空に、白い封筒の積み重なりが、雨を降らせていた。雨の色、空の色、青色に染まる彼女が紙飛行機におった手紙、君の心へ届け。

2011/11/09

万葉語り

突然違う物語が始まったのかと思った。舞台はオーストラリアになり、前回の話の続きは出てこない。逃げてばかりいるショーリにも周りの人たちは優しい。特に丈の存在はこの話を支えていると思う。早くショーリが日本に戻る日が来るといいと思う。2016-114

2016/05/05

ゆきちん

おいしいコーヒーのいれ方Season2のⅤ。前巻のラストから読む順番を間違えたかと思って何度も確認したよ。だって、勝利オーストラリアでアボリジニ研究のアシスタントをするの巻。だもん。直接は語られないが、やはり、悲しい最悪の結末になって、勝利は日本から避難してきたのだな、かれんの手紙が読めないくらい弱ってるんだなと、わかる。だから、普通に動いてる勝利が痛々しい。これ、どうにかなるんだろうか…

2021/10/18

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