東京喰種 トーキョーグール 小説 1 日々 (JUMP j BOOKS)
東京喰種 トーキョーグール 小説 1 日々 (JUMP j BOOKS) / 感想・レビュー
アカミネ
グールは人肉を食すけど人間社会に溶け込んでいる、自然と人間の知人や友人がいる、良い人も悪い人もいることを承知で息を潜めて人間と生きている。人間もそんなグールらと知らぬ間に接触している、気づく人も気づかない人もいる、恐怖と極悪の対象と信じる人もいるが、もっと分かち合えると寄り添う人もいる。そんな生態以外あまり違いがないグールとヒトの日常生活。漫画本編にない部分が見れて楽しかった。
2020/04/23
椎奈
≪2014.1104≫漫画では描かれないそれぞれ異なる人物に焦点をあてた5つの短編+α。物語に直接的な関連は無いものの、要所で他の短編から登場する人物に「この人だったのか!」と何度も思った。1番のお気に入りは『上京』かなー『枝折』と迷うけど。喰種としての苦しみが主に描かれる本編とは違い、喰種たちの日常良かった。まあそれにしても喰種の周りには聡い人多過ぎだけどね。だからこそ喰種が人間の優しさというか包容力に支えられて溶け込むことができ、異なる種族が同じ世界に共存できることを実感しやすくなってるのかも、と。
2014/11/04
shion
漫画の登場人物の日常を描く短編集。漫画本編の世界観はそのままに、それぞれのキャラがより深く理解できるようなエピソードが丁寧に描かれていてすごくよかった!!人間と喰種が出会っても、個人的には負の感情ばかりとは限らない。しかし月山は昔からぶれないな(笑)。
2014/07/08
Dー
東京喰種初のノベライズ本。小説なのでキャラの心情が細く描写されていて嬉しい。トーカちゃんもヒデもヒナミちゃんも月山wも色々あるんだなー…そしてまさかのカズオwwなんだか可哀想になってきよww
2013/07/19
にま
読了。漫画『東京喰種』の本編、その幕間を描いたノベライズ作品第一作目。人間の中に潜み、人間を食糧、として生きている喰種。事故により喰種の臓器を移植された金木と金木に掛けられた喰種の疑いを晴らそうとする親友の永近。喰種の少女董香と親友で人間の依子の関係。美食家喰種月山の高校時代。母親を目の前で亡くした喰種雛実と図書館で出会う人間の少年。こういう本編の陰に隠された物語はとても好きです。人間にも喰種にも正義があってこういう正義の所在がわからない物語は落としどころが難しいと思うが期待したいなあ。
2014/07/17
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