BLEACH Can't Fear Your Own World 3 (JUMP j BOOKS)
BLEACH Can't Fear Your Own World 3 (JUMP j BOOKS) / 感想・レビュー
Akihiko @ VL
愛と恐怖。それは不可逆的で相容れない関係。だがこれは、紛れもなく愛と恐怖が身を寄せ合い唇を重ねた物語である。恐怖とは何か。それは打ち勝ち乗り越えるものでも、抑止力として危険を回避するものでもない。檜佐木修兵は答えを出した。恐怖とは、心に宿し愛を説く為の力だと。闇に堕ちて屠られた彼のかつての師は言った。「正義とは何か。愛した人を殺した者を許す事か。確かにそれは善だろう。だが、亡き者の無念も晴らさず、安寧の内に生き永らえる事は…悪だ!」彼は1つの答えを出したに過ぎない。悩み続ける。刃の上に恐怖を乗せながら。
2018/12/11
だまし売りNo
死神や破面、クインシーが共同戦線で戦う。敵は尸魂界(ソウル・ソサエティ)の上級貴族。やはり尸魂界の腐敗が根源と感じる。
2021/10/15
しゅん
千年血戦後の世界が描かれた9番隊副隊長檜佐木修兵が主人公となるノベライズ版完結編。本篇では語られなかった檜佐木の卍解や世界の成り立ちと霊王について明かされ、本篇だけでは消化不良だったファンもスッキリしたのでは。特に「二刀流の斬魄刀を使うのは京楽と浮竹だけ」みたいな描写あったのに檜佐木も二刀流やん!とずっと疑問を抱いていたがここもしっかり説明してくれてました。そして一番好きな平子隊長の卍解がオサレ過ぎた。オリジナルキャラのアウラも魅力的だったのでこのノベライズ版もアニメ化してくれないかなぁ。
2020/11/29
CCC
多くのキャラを出しながらも全員の顔を立て、しかもちゃんと面白いのはさすがとしか言いようがない。本編では扱いがアレだった平子も活躍できて浮かばれたことだろう。檜佐木も思索的で良い主人公だった。
2023/10/17
takka@ゲーム×読書
原作の漫画からファンだった私にとって、最終話の続きにあたるこの小説は3巻合計で1200ページを超える超大作で、本当に読みごたえがあった。漫画本編では語られなかった新事実や、檜佐木と平子の卍解が登場するなど、ファンにとっては興奮してしまうところも散りばめられておりあっという間に読み終えてしまった。この作品がラストノベライズなのが本当に残念である。
2019/06/23
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