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性同一性障害 ―性転換の朝 (集英社新書)

性同一性障害 ―性転換の朝 (集英社新書)

性同一性障害 ―性転換の朝 (集英社新書)

作家
吉永みち子
出版社
集英社
発売日
2000-02-17
ISBN
9784087200201
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性同一性障害 ―性転換の朝 (集英社新書) / 感想・レビュー

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Koning

完全に見落していた本で読んで良かった。中の人ではなく完全に外部のジャーナリストによる本。埼玉医大での国内最初のSRSを機に関係者に話を聞き、ガイドラインが纏まって行く中で当事者がどう行動したかを前半で伝え、後半このガイドラインが出来た事によって逆に立場がなくなってしまった人々の声もきちんと取り上げる。この本ではまだ戸籍の修正はできなかったが、その後戸籍の性別を変更する事が可能になって更に問題は先へ進んだカト思いきや、最初の手術後の街角の声の女子高生の言葉のように酷い事を言う奴も増えて更に後退して(続く

2014/07/18

アル中の魔女

性同一性障害やジェンダーについて医療や行政、法律など関係する様々な分野について広く知ることができた。今まで曖昧だったトランス・ジェンダーとトランス・セクシャルの違いについて大変よく理解できた。

2012/04/25

こばく

性同一性障害の事を知りたくて読んだ。一口に性同一性障害と言っても,トランスセクシャル,トランスジェンダー,トランスヴェスタイトの3種類があることなどや,その人達の苦悩がわかりやすく書かれており,この問題について深く考えさせられた。ただし国内初の性転換手術のリポートの部分が長く,純粋に性同一性障害の事を知りたい自分にはそこの部分が少し冗長に感じた。しかしそこの人間ドラマもなかなか感動するものであったので,よい本を読んだと思う。

2010/05/10

takao

ふむ

2024/05/08

ジュリ

この本が出版された当時(2000年)はまだ性転換手術はあまり広まっていないようで、戸籍の性別を変えることもできなかった。でも、今は少し変わってきているようだ。もっと世間に広く知られて、性同一性障害の人が生活しやすくなるといい。

2017/02/08

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