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必笑小咄のテクニック (集英社新書)

必笑小咄のテクニック (集英社新書)

必笑小咄のテクニック (集英社新書)

作家
米原万里
出版社
集英社
発売日
2005-12-16
ISBN
9784087203233
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必笑小咄のテクニック (集英社新書) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

あの風体の(失礼!)ロシア人のどこからそんなユーモアが生まれてくるのかと不思議なくらいなのだが、彼らのアネクドートは絶妙の面白さだ(当人たちは面白いどころではないのだが)。本書は、米原万理さんによる(主として)ロシア、東欧小咄の解説書。分析そのものは常識的だが、エッセイ部分はなかなかに辛辣で小気味よい。特に日本に対してはそうだ。本書ではアネクドートばかりではなく、エスニックジョークやその他の笑話も紹介されているが、やはりアネクドートこそが真骨頂かと思う。

2018/08/16

たらお

読みながら、「あー、これは世界のジョーク集を分類、解説したものだ」と思う。この手のものって文章で読んでしまうと案外面白みがない。落語と同じで、話しているのを聞くことで話し手のキャラクターとも相まって、ほっこりしたりするものだ。だから、脳内で誰かが話していることに変換しながらの読書。小咄(小咄に限らず何らかの面白話)をストックしておき、それを強引にもっていかず、場に合わせて抽出したりなんかすると周りも「お~」と思うわけですな。この本でも米原嬢らしく、オチるまでの話の構造を分析している。

2018/02/12

鱒子

kindle本。東西の笑い話をたくさん集め、そのテクニックを解説しています。面白くてニヤニヤしちゃったのですが、例題をあげてその上笑い話を作ってみてねという箇所がうまく思いつきません(汗 つくづく自分は受け手側の人間だなーと再確認。「ほーなるほどー」と終始頷いてばかりの本でした。

2016/07/03

けんとまん1007

ナルホドなあ~(^^)ちょっと前の本なので、懐かしい部分もあるが、それもまたいいかも。というのは、ある程度時間が経過することで、その時の評価もわかりやすくなっているからだ。それはさておき、テクニックにもいろいろあると納得。オチが想像できるのも、まあまああって、そういうパターンでいくといいんだなと思った。使えるな、これ(^^)

2012/01/07

ひろ☆

笑い、オチには型があり、その解説。これがしゃべれるひとは、センスなんだろうな。

2014/08/11

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