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日本の「世界商品」力 (集英社新書)

日本の「世界商品」力 (集英社新書)

日本の「世界商品」力 (集英社新書)

作家
嶌信彦
出版社
集英社
発売日
2009-06-17
ISBN
9784087204971
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日本の「世界商品」力 (集英社新書) / 感想・レビュー

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KAZOO

5年前にこのような論点を書かれていることには敬意を表したいと思いました。というのは、今盛んにマスコミなどで騒いでいるキーワードがここにあるからです。クールジャパンとか、和食の心、おもてなしなど先取りした感じがします。ただ輸出産業の創出といっても昔のような産業は考えられないと思います。やはりファインケミカルや超精密技術を応用した産業が中心になっていくのでしょう。最近の日本の動きを見ていると短絡的で悲しくなります。世界遺産登録に必死になり、外国人観光客を招致しようと躍起になっているさまはコミックだと感じます。

2014/05/23

じん★ひで

再成長のエンジンとして輸出産業の創出を、という主張には違和感を感じるが、欧米の追随ではない日本独自の方向性を考え直す、と読み替えると共感できる。クールジャパンを広くとらえ、いろんな分野の事例や具体的数字をある程度網羅しているのは、入り口として面白い。

2014/02/20

しゅう

発行が2009年の書籍だ。この種の本は同時代性が命であるので、現在の2012年からすると、記載内容が古く陳腐化していることが多く、厳しい。すべての項目が商品力として陳腐化しているのではなく、情報の鮮度として劣化している。しかし、改めて日本の底力の可能性を概観するのも悪くない。これらの世界的に競争力のある商品をバックアップする国家戦略が必要だろう。

2012/11/18

ispanoman

以前にも一読した覚えがあったが、再度読んでみると、日本にある諸々の商品や技術、料理、文化風習などなどが外国から見た場合、魅力的で評価が高いことをこれでもかというほどにピックアップし将来性を語っていることに圧倒される。それらの発信力を磨いていくことが、ガラパゴスとして片づけられていくことをストップできることが理解できる。

2014/02/07

瀬下

本書籍では日本が世界に通用しうるであろう産業、または文化などについてデータを元に鋭く考察されており、中々楽しめました。大して長くない文章が複数に渡って書いてあるのでちょっと空いた時間にでも読めるので時間が無い方にもお勧めれす

2010/05/13

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