江戸のセンス ――職人の遊びと洒落心 (集英社新書)
江戸のセンス ――職人の遊びと洒落心 (集英社新書) / 感想・レビュー
T2y@
『品のいい粋』とは、小ざっぱりしている。小綺麗、小粋、などなど、やはり小さい事が大切。大きいのは野暮である。 いとうせいこうのナビゲートによる、扇子職人の小噺、小ネタ。多くは語らないが、知識と教養に溢れた了見がたくさん詰まっておりました。
2019/11/26
ぽっぽママ
さしがねの使い方を初めて知った。扇子のデザインの話も面白かったし、一月から十二月までの誕生色も素敵。例えば二月は恋待蕾、ふきのとうが土からふわって顔をだした色。江戸の粋に対するこだわりや感性、無くなってほしくないなと思います。
2015/02/19
けん
★2.5
2019/10/06
Norikko
小粋さとか洒落みたいのは、天性だけじゃなくて日々の勉強があってこそ。それと、さしがねの機能にびっくり。凄いわー。
2016/07/18
みかりんご。
【図書館】江戸の扇子とセンスをかけたタイトルに惹かれた図書館本。扇子職人・荒井さんの語り口調で話が進むので読みやすい。「のぞき」と「見立て」は仕事でデザインを使わない私にも、とても良い参考になりました。ただ、最初は「粋なことをする人だな」と感心していたけれど、読み進むうちに「いかに自分が粋人でセンスがあり、洒落人か」ということを自慢しているように思えたのは、私の僻みなのかもしれない…。◆曲尺が欲しいっ。曲尺で紗綾形を書いてみたい。千社札もこの本の貼り方通りに貼ってみた~い。
2014/10/01
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