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若き友人たちへ ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書)

若き友人たちへ ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書)

若き友人たちへ ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書)

作家
筑紫哲也
出版社
集英社
発売日
2009-10-16
ISBN
9784087205152
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若き友人たちへ ―筑紫哲也ラスト・メッセージ (集英社新書) / 感想・レビュー

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ホッパー

良書。10年前に問題となっていた日本の危機状況が、今も何も変わっていないことに気付ける本。晩年病に苦しみながら、それでもこれからを生きていく若者に手紙を送りたいという強い想いは素敵だと思った。

2020/04/04

マーム

病のために2回で連載が終了してしまった冒頭の『若き友人への手紙』はもっと読みたかったというのが率直な感想です。「自分に知識がないために、マスメディアが伝えるもののほうへ、一方的に誘導されていってしまう、ということが起こりがちなんです」という部分には共感を覚えました。あらゆることを疑い、自ら考えてみるべしというメッセージと受け取りました。そして東日本大震災後の一連の出来事について、筑紫さんが存命だったらどのようにレポートしてくれただろうかと思うと、我々は貴重なご意見番を失ったのでは、という喪失感を覚えます。

2011/09/28

Kentaro

日本語にはその言葉に込められた歴史や故事があり、その背景を知った上で表現する素晴らしい言語であるに共感します。 判官贔屓は義経と弁慶が手配中であることに気づいた関守の富樫が二人に気づくも見逃してくれる故事から由来します。

2018/01/01

fuku66

著者が言いたいことは自分の世界だけに閉じこもっていないで日本や世界に関心を持てということだと思う。

2010/11/30

うりぼう

敬愛する筑紫さんの大学院での講義録。常に自省的で、人に活き活きとしてほしいと願い、語りかけてくれた人。朝日の人と言われながら、朝日的でない。あとがきの青年期の文章に人柄が滲み出る。合掌。

2009/11/03

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