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オーガニック革命 (集英社新書)

オーガニック革命 (集英社新書)

オーガニック革命 (集英社新書)

作家
高城剛
出版社
集英社
発売日
2010-01-15
ISBN
9784087205268
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オーガニック革命 (集英社新書) / 感想・レビュー

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Kikuyo

「この牛はホメオパシ―で治療されました」という牛が流通することが可能なのだそう。イギリスは日本よりもはるかにオーガニック先進国ですね。でも第2章はオーガニックと直接は関係ないかな。安易なエコ意識やファッションからでなく、なぜオーガニックを選択するのか?それは、間違った効率化・行き過ぎた資本主義を見直すことにもなり、ひいては地球環境の健全化と資源の循環型・持続型の利用ということになるのだと思います。結果として人間の健康度に関わってきますしね。

2019/10/31

モッタ

★★★★☆ オーガニックなライフスタイルの提案。オーガニックとは狭義では、無農薬有機栽培のことをさすが、広義では、一個人の物事の捉え方、生き方をさす。自分の心と身体が”ほんとうに”欲することや、自分自身の健康や心地よさに従った生き方をすることがオーガニックなライフスタイルなのだ。人間が変な欲にとらわれず、真の欲求に耳を傾け、人間の本質を知り、実践していくことで日本や世界はよくなるのだろう。

2012/10/13

くろほ

著者は某「別に」の人の元旦那さん(執筆当時は"元"じゃないけど)。この人の考え方は視野が広いので秘かに好きです。効率化を突き詰めて出来上がった20世紀の都市システム。今ヨーロッパの人々は、その行き過ぎたシステムから個人の生き方を取り戻そうとしている。その一つの現れが、有機栽培を初めとする「オーガニック」製品だ。例として挙げられてるのが産業革命を成し遂げたイギリスというのも面白い。日本は現在TPP参加などでこの動きに逆行しているが、いずれ英国と同じところに落ち着くんじゃないだろうか。今から楽しみです。

2013/04/10

くまねこ

ブランドのエコバッグは高騰し、端材を使っていた捨てるはずの木材を有効利用した割り箸は飲食店から見なくなる。鶏は産地のみ記載し育て方は気にしない。目に見える範囲でエコだと言っても、何も変わっていないのかもしれませんね。いきなり値段が倍くらいのオーガニック食材は買えませんが、今からでも始められることはあるはず。家でミニトマト作ってみようかな。

2016/12/14

ちゃんこう

イギリスを中心にオーガニックのムーブメントの歴史、背景、そしてファーマーズマーケット事情などの現状について、意外と(?)膨大なデータに裏付けされた信頼性の高い情報でとっても参考になりました。 ただ肝心なローフード、マクロビ、有機野菜の良さについては「~と思う」といった主観が多い感がありホントにそうなの?って感じました。 あと全体的に高城さんイズムな言葉が散りばめられているため人によってはちょっと読みづらいところもあります。 オーガニックとは物事の捉え方、生き方です。といった姿勢が学べる点で内容としては良書

2013/03/25

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