<ヴィジュアル版> 天才アラーキー 写真ノ愛・情 (集英社新書)
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<ヴィジュアル版> 天才アラーキー 写真ノ愛・情 (集英社新書) / 感想・レビュー
tu-bo@散歩カメラ修行中
自他共に認める天才アラーキー 1940年生まれとあるので、今年74歳。ちょっと驚いた。山の上のホテルでの口述筆記と後書きにあった。写真のこと、愛妻 故 陽子さんのこと、愛猫 チロのこと、前立腺ガンのこと、エロスに対する考えを 江戸っ子らしい洒脱さと言葉で語っている。私には、とても面白かった。写真もポートレートが主だが、何気ない風景写真が語りかけてくる。アラーキーは、木村伊兵衛の流れを汲んでいるというの驚き。そして、読後 これは、遺書としてかかれたように感じた。
2014/06/07
tom
アラーキーは自称天才だけど、この本を読み、掲載されている写真を見て、確かに彼は天才なんだと納得した。この本は、彼が撮った写真について、自ら語るというスタイルなのだけど、彼の喋りがすんなりと頭に入って来る。彼は、自分が撮影する対象好きなのだ。対象に恋愛できるのだ。良いなあ。こういう写真が撮れるなんてと、つくづく思ってしまった。ここで思ったのだけど、大昔に彼の写真集を見たときは、少しも面白くなかったのです。年食ったから、彼の写真を素敵だと思えるようになったのかもと考えると、しょっと複雑な気分になってしまった。
2016/05/30
月世界旅行したい
写真多め。
2015/07/27
もぐを
ファンなので手放しで面白かった。愛なんだな。
2017/09/25
しょー
久方ぶりに写真を撮りに出掛けたくなった。写真家だからこそ、生と死、存在と変化の話は重い。そして説得力がある。文体は軽く、著者の魅力ではないだろうか。
2013/10/05
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