池波正太郎 「自前」の思想 (集英社新書)
池波正太郎 「自前」の思想 (集英社新書) / 感想・レビュー
シブ吉
池波正太郎さんを愛する、佐高信さんと田中優子さんの対談本。鬼平、剣客商売、梅安などのシリーズものや、エッセイなどなど、さまざまな池波作品を引用しながら展開する話に、「ウンウン」と納得したり、「ほう、そういう考え方があるのか」などと感じつつ読了。自分で稼いで、自分で使うという当たり前のことが「自前」である。その言葉にふと思い出す、むかし出張で行った雪の会津若松での事。生まれて初めて一人で入った居酒屋の、ビール1本とお通しと、つまみ2品で会計2000円の思い出。それもこれも、池波作品に刺激されてのことだった。
2013/11/16
雨巫女。
《私‐図書館》池波作品が何故こんなに人々が、惹かれるのかよくわかる。しかし、池波ワールドは、深い。
2012/08/04
takao
ふむ
2024/04/28
kinkin
遊びに磨かれた人、池波正太郎。キーワードは自分で稼いで自分で使うという当たり前のこと、「自前」。池波正太郎を読む意味。鬼平論もあり、 楽しめた。
2013/12/11
s_n
いつもと違うものにふれたくて読む。池波の著作に触れてないと何が何やらですが自前の概念は自立よりもずっと気持ちがいい。
2014/02/15
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