「自由」の危機 ――息苦しさの正体 (集英社新書)
「自由」の危機 ――息苦しさの正体 (集英社新書) / 感想・レビュー
けんとまん1007
まさに、この国の劣化への危機感の表出。意図も持った輩の狡猾かつ、非礼は動きへの真摯な意思表明。とにかく、耳障りな意思を無視し、丁寧に説明すると言いながら、真逆の対応することが蔓延っている。しかも、それに慣らされるように仕向ける風潮に慣れてはいけない。後世への負の遺産になってしまう。
2021/10/10
山口透析鉄
これも市の図書館本です。スガーリンによる日本学術会議任命拒否の問題に関連し、広い意味での自由の意味についてまで書かれた本です。当然ながらアベスガ政権の批判がメインですが、日の丸君が代強制やあいちトリエンナーレの問題、新型コロナパンデミック等も出てきています。 論者が多いので色んな観点から書かれていて、この問題、主流マスメディアも無責任でした。学問の自由も保証されないようでは日本は更に凋落するでしょう。悪夢そのものだった安倍政権、と書きたくなります。何一つまともなことをしていませんでしたので。(以下コメ欄)
2024/11/09
花男
最近のいろんな出来事を考えさせられる。 税金でやるからこそ、表現の自由は保障されなければならない。(あいちトリエンナーレ) 日本学術会議の任命拒否のような事がこれから増えていくのだろうな。。ますます暴走していくのだろうか。
2022/07/12
sansirou
学術会議の会員任命拒否を通して、日本政府の暴走に警鐘を鳴らす各界の人たち。今日の日本の状況を危機感を持って捉えている。私たち国民は、それを感じなければいけないのでしょう。
2023/09/10
みそさざえ
日本学術会議任命問題、愛知トリエンナーレ、コロナなどを軸に各界の著名人が日本での政治的な発言がコントロールされていく事態に警鐘を鳴らす。日々閉塞感の強まる中、自分でも疑問を感じつつあった状況が明文化され、不気味さを感じる。日本人の市民社会が熟成しておらず「自由」の概念を理解できていないというのはその通りだろう。自分の置かれた状況で、何ができるのかを考えないといけない。 Eluard の”Liberté” を読み返した。
2022/02/10
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