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ゲームが教える世界の論点 (集英社新書)

ゲームが教える世界の論点 (集英社新書)

ゲームが教える世界の論点 (集英社新書)

作家
藤田直哉
出版社
集英社
発売日
2023-01-17
ISBN
9784087212495
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ゲームが教える世界の論点 (集英社新書) / 感想・レビュー

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はっせー

読書が好きになる前は、ゲームが好きだった。1日何時間もやっていた気がする。そんなゲームをプレイすることによって社会問題を解決する糸口を見つけることができるというのが本書の主張である。章ごとにゲームが紹介されており懐かしいものや初見のものもあった。

2024/10/26

緋莢

図書館本。<プレイヤーは差別される立場を疑似体験する>、<分かりやすい勧善懲悪や、ハッピーエンドになる選択肢はない>という「ウィッチャー3 ワイルドハント」、<解放や自由をゲームのなかで満足させることすら、管理され 設計されたシステムとルールのなかで行われていることにすぎない>という「The Stanley Parable」など、分断、革命と叛乱、新自由主義などに関わる問題の解決策を、ゲームを通して考えていこうという本(続く

2024/06/06

takka@ゲーム×読書

「時間がないから」という理由で避けられてしまうゲーム。この本を読了して、ゲームは「物語や世界観を追体験できるからこそ考えさせられるメディア」だと改めて感じた。『ファイナルファンタジーⅦ』で描かれる、環境や文明社会・自分とは何かについて。『レッド・デッド・リデンプションⅡ』で描かれるアメリカ開拓時代の闇と戦争や対立・正義。この本では現代ゲーム(本著の定義は自分にとって曖昧だった)、主にPS4で遊べる作品から社会を考えるきっかけになるいい本だが、少し左寄りな思想が強い点に注意。

2023/01/29

dowalf

きっと「ドラクエ」とか、「ポケモン」とか、「ゼルダ」とか、このところ大ヒットしたみんなが知ってるゲームが出てくるんでしょう…と思っていましたが、列挙されたタイトルは海外発のものやインディーズ発等、(知ってる人には名作でも)あまり一般的には知られていないものが多く、考察の内容もプレイヤーの心理状態に与える影響から、社会問題へのアプローチまで深く考察されており、読みごたえがありました。ゲームにしかできない役割が今後の社会に生まれる予兆めいたものも感じました。

2023/07/09

かい

ゲームやゲームを遊ぶこと自体をさまざまな視点で論じた本。いろんな作り手が出てきて、ゲームを通して語れるお話のレベルがぐんと上がった印象の昨今。面白かったけど、いろんなゲームの核心に迫るネタバレが出まくるので、未プレイだけど興味あるタイトルある人は要注意。

2023/02/04

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