日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す (集英社新書)
日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す (集英社新書) / 感想・レビュー
亀山正喜
テーマがタイムリー過ぎる。と思って読むと橋爪先生が、2022年春、安倍首相銃撃事件の直後、使命感を感じて書き始め、秋にはまとめた本とのこと。内容もさることながら自分使命を全うする先生の生き方に感服。この内容を出版する集英社新書への信頼が高まった。
2023/07/22
Tom
現政権与党・自民党をとりまく宗教団体、日本会議、統一教会、創価学会について、先行研究を参考文献に、それぞれの宗教と自民党の関係をまとめあげている。やっぱり日本会議のヤバさは頭一つ抜けてる。自民党への影響力、そしてその厄介な情熱は特筆すべきものがある。結論としては、自民党はこれらの宗教団体と手を切るべき。無理だろうなあ。底が抜けてしまった日本社会はもうどうしようもない。リベラル陣営の不甲斐なさについて、誰か研究してないかなあ。
2023/03/26
やこさん
自民党と統一教会についてはジャニーズ問題で作為的に報道が減り追及もされなくなったように思える。今年初めに刊行されたまだまだ鮮度の高い本。私達30ー40代にとってはオウム以外のカルトの知識が薄く、学生運動の政治活動も疎いので知らないと。火傷しそう。
2023/10/15
ナリボー
9/10 いつもながら明快な語り口で、本質的な問題点が簡潔かつ丁寧に分析されていてわかりやすかった。
2023/06/02
てっちゃん
日本の政教分離について、色々と考えさせてくれる良著。それにしても、日本会議と統一教会の実体については、もっとマスコミが取り上げてもいいと思った。
2023/03/31
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