血縁 (集英社文庫)
血縁 (集英社文庫) / 感想・レビュー
小説を最初に書いた人にありがとう
この作家「長岡弘樹さん」は教場シリーズを好きで読んでいたが今回の短編集も秀逸な作品が多かった。教場はどこか優しく心温まる部分があるが今作は若干イヤミス系を感じたがそれも含めて楽しめた。特に「オンブタイ」という作品のオチが背筋ゾクッと世にも奇妙な物語にしてほしい感じ。最後の「黄色い風船」は長岡作品らしくミステリーの中に光が見えてよかった。
2020/06/07
Carlos
生死の関係する時期の異なる短編集。読みやすさは変わらず。
2021/01/26
Walhalla
全7話の短編集です。どれも血縁関係にある人たちの物語ですが、だから余計にそう感じるのでしょうか、ちょっと後味の良くないお話が多かったです。あまりに強引すぎる展開に、納得がいかないシーンもありましたが、法律の考え方をいくつか学ぶことが出来たのはとても嬉しいです。
2020/12/22
momi
血縁がテーマの犯罪短編集!!どれも面白かった!!特に「黄色い風船」が1番!!集英社文庫ナツイチの一冊です!
2020/07/09
坂城 弥生
短編集。一つ一つの話は短いのに、重かった。展開の読める話もあったけど、どの話も深く入りこんで読めた。
2019/10/01
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