大塩平八郎の逆襲 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)
大塩平八郎の逆襲 浮世奉行と三悪人 (集英社文庫) / 感想・レビュー
タイ子
シリーズ完結、にして最高傑作(だと思った)。徳川の世に不服を唱え、太閤秀吉の隠し財産を頂戴してお城をぶっ飛ばす!と壮大な陰謀を諮ってアメリカから帰国した男。彼の名は大塩平八郎。大塩の乱以降、彼が死んだとか生きているとか密かにアメリカに渡ったとか噂は尽きねど…生きていた!という設定。史実の中に虚実入り混じり面白い。その計画を阻止しようと大坂から駿府にやってきた雀丸一行がペリー総督に出会うわ、清水の次郎長一家と共に闘うわ、小説なんでもありの楽しさ。幕末に向かって日本が動くこれからの世を予想するが如くの最終巻。
2020/01/05
kei302
シリーズ開始当初のフワフワほわほわ脱力カラーが巻を重ねるうちに巻き込まれる事件が大きくなる。前作はジョン万、最終巻の本作では大塩平八郎(を語る反逆者たち)と時代の流れに取り込まれてゆく雀丸。私は、ネコトモのお園ちゃんに一票でお願いします。
2020/05/06
み
さくさくと♪完結とは残念です。これから文明開化に向けてどうなるのか読みたかったです。雀さんは、お園さんを選んだかな?
2020/02/18
美月0217
横町奉行雀丸さんのシリーズ完結! ああ・・もうこの出演者たち?に会えないんだなあ・・ なんだかんだと皆さん仲良し! どっちとくっつくのかも分からず・・そこがまた良いところ!雀さんのおばあさんもなんだかんだと好きだわ♪
2020/01/12
Norico
シリーズ読んだり読まなかったりしてるので、全部の話把握してないけど、雀丸が今回もひょうひょうとしててよいなぁ。横町奉行も三すくみも無事でなにより。
2020/02/01
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