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雨降る森の犬 (集英社文庫)

雨降る森の犬 (集英社文庫)

雨降る森の犬 (集英社文庫)

作家
馳星周
出版社
集英社
発売日
2020-09-18
ISBN
9784087441536
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雨降る森の犬 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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MI

父を亡くし、雨音は新たな恋人を作った母が嫌いだった。蓼科で伯父道夫とバーニーズマウンテンドックワルテルと一緒に暮らすことになる。ワルテルは最初は感じが悪い犬だったが、一緒に暮らし、次第に雨音を慕うようになる。隣人の正樹は父と後妻との折り合いが悪く、正樹と雨音は似た境遇で道夫から登山を教わり、自分達の生きる道を見出していく。「人間は未来を恐れるが、動物は違う。あいつらは今を生きてる。瞬間瞬間をただ精一杯生きてる。過去に囚われることも、未来を恐れることもない。」犬と共に生き、犬から教わる多くのことに涙した。

2024/02/20

goro@80.7

犬が家族の一員になったことがある人なら読まずにはいられない1冊。思い出してしまう犬がいたなら忘れられない物語で背中をおしてくれる物語。いつでも純粋な奴には敵わないよ。そして山に登りたくなるお話。馳星周は好きなものをこれでもかとつぎ込んできたな!

2021/08/24

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/10/post-832a9e.html こういう暮らしをしてみたいと思いますが、実際にはきびしいでしょうね。

2021/10/13

佐々陽太朗(K.Tsubota)

馳星周氏の本を読んだのは本書で7冊目。『少年と犬』『ソウルメイト』『陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ』、本書は人と犬との愛と信頼の物語。『不夜城』『鎮魂歌 不夜城Ⅱ』『長恨歌 不夜城完結編』は殺人と裏切りと復讐の物語だった。馳氏の作品世界の二面性に思い浮かぶ言葉は ”If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.”  彼のフィリップ・マーロウの科白だ。

2021/06/19

shinchan

馳さん初読みに、『雨降る森の犬』を選んだ訳ですが、いやいや犬好きの私に最高な感動を頂きありがとうございました。もっと早く読めば良かったですね。登場人物も素敵なのですが、 バーニーズ マウンテンドッグのカワイイ事!最後は勿論、涙🥲🥲🥲、、、。

2023/01/20

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