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いつかどこかで 子どもの詩ベスト147 (集英社文庫)

いつかどこかで 子どもの詩ベスト147 (集英社文庫)

いつかどこかで 子どもの詩ベスト147 (集英社文庫)

作家
谷川俊太郎
出版社
集英社
発売日
2021-03-19
ISBN
9784087442267
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いつかどこかで 子どもの詩ベスト147 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

谷川さんの詩を最初に読んだのは高校生のとき? いやいや、もっと小さい子どものときに、どこかで読んだ気がする。詩ではなくて絵本だったかな。和田誠さんの絵とともに、谷川さんのことばの世界にふれたような思い出がある。それが今でも変わらずにみずみずしい、なつかしさをふくんだ新しさに満ちていることが、本当に奇跡だという気がする。普通なら、リズムやリフレインの多い詩には、古めかしさを感じるものが多いのに、谷川さんの詩は、その反対だし、しかも形や枠におぼれない、しっかりさがある。なぜなのかわからないけど、だから好きだ。

2021/04/16

aloha0307

俊太郎先生が子どものために書いた詩アンソロジー🕰️ 大人としての社会的責任を果たそうとするのではなく、ただ楽しんで笑って欲しいおもいを感じます🌸平易ななかに奥深さとユーモアがいっぱい😊 青空の底には無限の歴史が昇華してる うーん 納得🌸

2021/06/13

遠い日

中国の詩人にして日本文学研究者の田原氏が編んだ147編の詩。谷川俊太郎の「子どもの詩」だが、子どものためにことばを砕くことは一切していないと感じる。どころか、研ぎ澄まし、選び抜き、怒りも孤独も矛盾も突きつける。なぜなら、生きるということはそういうことだからだ。谷川俊太郎氏自身は、自分は湧き上がり溢れ出て来るものに突き動かされて書くのではなく、乞われたものを職人的に作るタイプだという意味のことをどこかで書いていたと記憶するが、にしても、いいよなぁ、この混沌。

2021/08/03

飯田橋

子供向けの詩というのは、言葉のリズムとか語彙を重視しているイメージがある。「いるか」や「かっぱ」とか読んでいて楽しい。子供向けの詩を中心に収録しているが、中には大人にも響く詩が存在する。「影と海」「愛が消える」「すこやかに」は結構大人にも響くんじゃないかな。

2023/05/02

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