晴れときどき猫背 そして、もみじへ (集英社文庫)
晴れときどき猫背 そして、もみじへ (集英社文庫) / 感想・レビュー
あつひめ
人の人生と同じように動物にも生きた道があり。我が家はさくら猫と同居しているので我が家に来る前のことはわからず。だから、村山さんの手元で猫生を歩み始めたねこさんたちがちょっとうらやましい。一つ一つを覚えていてくれる人がいるから。語ってくれる人がいるから。猫たちの生きる道。たくさんのエピソード。胸がじゅわっと熱くなることも。猫は癒してくれる生き物であるとともに命のある大事な家族。本を閉じた後は我が家の猫を眺めながらうちに来てくれてありがとうと伝えたくなった。
2022/04/10
takakomama
鴨川で田舎暮らしのエッセイ第2弾。2002年版にたっぷり注釈をつけて再出版。祖母のこばん、母の真珠、もみじちゃんたち4姉妹への愛が溢れています。次から次へと様々な出来事や事件が起こり、大わらわ。猫ちゃんたちの写真が、とっても可愛らしいです。何があっても許せちゃいますね。 こばんも真珠も子育てする母猫は、たくましくて、厳しくて、強いです。
2021/11/01
うさぎや
猫をはじめとする動物たちとの生活を描くエッセイ集。すごい……どんどん猫が増えていく……
2024/01/08
SOLVEIG
「キリがないから猫エッセイには手を出さない」と決めてから手を出した3冊目(4冊目かも?)。もみじさんのおばあちゃんからのおはなし。 著者さんが旅した《シベリア鉄道》の番組、再放送とかで何度か見てる(ながら見が多いのでしっかりと覚えてるとは言えないですが――)。「あのロケの時ってこんなことになってたのか!?」などと思いつつ、読み進む。 『旦那さん一号』さんの変身ぶりがなんとも――凄かったな。 恋猫の鳴き声の『逢オウヨウ』という表現には「なるほど!いいなあ!!さすが作家様!!!」と目からうろこって感じでした!
2022/03/31
百福
表紙の写真が可愛すぎる。2002年刊行のエッセイ集の改訂復刻版。その後の顛末などを綴った註釈がついており、今だから言える当時のことやその後の顛末などがわかって楽しい。
2021/10/17
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