赤い追憶 阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)
赤い追憶 阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
阿刀田さんの短編アンソロジーです。11の作品どれもがすでに過去の短編集に収められているものですがこのようにまた新たに集めていただくとすでに読んだとはいうものの新鮮さがありました。また結構怖い話があったりして阿刀田さんの魅力が集まっています。楽しめました。ただ今後も新しい作品を発表してもらいたいですね。
2021/11/29
優希
面白かったです。人間の裏に隠れた不気味な謎をあからさまに描いていました。妖しくも不気味な味わいが鮮やかで、まるでミステリー短編集のようでした。
2024/04/20
小梅さん。
傑作短編集ということで、既読作品ばかりなのだけど、やっぱり阿刀田作品はいい。 こういう、日常の隣りにあるちょっとした怖さとか、ぞくっとする感じに没入。 ま、「爪のあと」の男性は、つらっと何してやがるって感じで好きになれないけど。こいつが痛い目に合うオチがほしkったw
2021/11/30
JKD
どの話もちょっとした隠し事があり、これが恐怖であったり、切ないことだったりする。静かに語りかけるような文体で抑揚が少ない印象だが、一作読み終える度に軽いため息が出てしまうほどその雰囲気にのめり込んでしまう。ラストの「迷路」はただただ恐ろしいだけでした。
2021/12/11
ろこぽん
この短編集はすべて暗い雰囲気。 「土に還る」がすごく好き。人はどこから来て、どこに還っていくのか。。。妙に説得力がある。お父さんも、旅先で出会った島崎さんも、仏様になったような気がする。 女系家族はどこかに今でもありそう!
2022/06/27
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