『五足の靴』をゆく 明治の修学旅行 (集英社文庫)
『五足の靴』をゆく 明治の修学旅行 (集英社文庫) / 感想・レビュー
スプリント
文豪達のタマゴ時代の修学旅行の足跡を現代でも辿りながら紹介していくという構成。 今昔が対比できて面白い試み。
2022/03/19
てくてく
丁度春の広島方面への旅行に持参して、ちまちまと読み進めて読了。明治40年夏の与謝野鉄幹以下5名の中国・九州方面への紀行文とそれを追体験する著者の両方の旅を味わうことができる楽しい本だった。潜伏キリシタン関連で世界遺産に指定された時期とも重なることもあり、あるいは森氏の近代文化財(建築物)保存活動とも重なることもあっていろいろ楽しめる一冊であった。
2024/04/09
onepei
著者の紀行と「五足の靴」の紹介のバランスがよく、楽しく読んだ
2022/02/06
Ayumi Shimojoh
読み終えた。関東で望郷の想像で読むより、実際西へ移動しながら読んだ方が興味が湧く。海へ向かっているんだ、という潮風を感じる。海の中道、唐津、長崎、天草市、島原市、水前寺公園、大牟田三池炭鉱。
2023/05/09
くんくん
五足の靴と言う印象に残る言葉は初めは天草にある宿の名前として知った。その後どういうものか知りたくてこの本を読んだ。明治時代5人の詩人が南蛮文化が色濃く残る土地を巡る旅を詩とともに書いたものだった。それをこの本の作者がその旅をなぞりつつ、その土地の歴史、現在の様子をわかりやすく書いており、とても面白かった。自分が住んでいる所も出てくるので、回ってみようかなと思った。
2023/04/25
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