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百舌落とし 下 (集英社文庫)

百舌落とし 下 (集英社文庫)

百舌落とし 下 (集英社文庫)

作家
逢坂剛
出版社
集英社
発売日
2022-03-18
ISBN
9784087443592
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百舌落とし 下 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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そる

解説にもあったけど人が死にすぎ、それも主要メンバーが。そして死んだがゆえに終わった、だけであってすっきり成敗されて解決、したのではない。ラストエピソードな割にはどうも個人的な恨み、みたいな感じでちょっと暗黒感がなく、こいつを百舌と言っていいもんか?百舌はもっと大きな渦の中にいるものと思う。「「そうね。今のところ、AIは既存のデータを蓄積して学習したり、分析したりするだけに、とどまってるわ。(略)あと五十年もしたら、人間はアイディア豊かなコンピュータに使われて、養鶏場のにわとりみたいになってるわよ」」

2024/10/05

鍵ちゃん

元議員殺害を皮切りに続く事件と、現場に残された百舌の羽根。捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、軍事技術の極秘開発が疑われる、とある研究機関だった。その背後には政財界の大物たちの姿か見え隠れする。百舌事件と彼らの関係を明らかにしようとして、次々と凶弾に倒れる関係者たち。果たして百舌の正体は。これが百舌の完結か。もう殺しまくりで、大事な人まで死ぬのは辛いが、これが百舌の面白い所かもしれない。でも美希が実は一番したたかなだったのではと思う。

2022/12/30

stobe1904

【MOZUシリーズ完結】30年以上にわたり楽しませてくれたシリーズが完結した。防衛装備に関する疑惑と暗躍する百舌を追う大杉と美希たちの構図はこれまでと同じ。大事に味わいながら読み進んめるつもりだったが、スピートアップする後半は読む手が止まらず一気に読み終えてしまった。いつかこの大好きなシリーズを最初から読み返してみたい。次はイベリアシリーズを読み継ぐ予定。★★★☆☆

2022/05/05

金吾

ラストのバトルは読み応えがありました。シリーズとしては終始読みやすかったですが、途中から冗長になったように感じます。

2024/07/08

ぶんぶん

【図書館】百舌シリーズ、遂に完結! しかし、長かったなあ・・・流石の逢坂剛も知力を使い果たしたかの感がヒシヒシと感じられる。 武器輸出の流れも有耶無耶に終わり、殺し屋・百舌も殺し合いの結果、総崩れ。 最後にしてはこじんまり終止符を打つといった感じ。 もっと、巨大な悪に立ち向かう姿を期待したのだが、最後は「〇〇」だったとは。 とにもかくにも完結した、これで良かったと思う。 思えば「百舌」シリーズは全3巻で良かったのではとつくづく思う、長く書き過ぎた気がする。 著者の長すぎた苦労に敬意を表したい。

2024/04/11

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