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虹の橋からきた犬 (集英社文庫)

虹の橋からきた犬 (集英社文庫)

虹の橋からきた犬 (集英社文庫)

作家
新堂冬樹
出版社
集英社
発売日
2022-04-21
ISBN
9784087443790
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虹の橋からきた犬 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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モルク

白新堂作品。テレビの映像製作会社社長南野。ワンマンで業績第一主義、他人の気持ちを考えない彼は、妻も出ていき、会社の皆にも愛想をつかされる。そんな時隣人から子犬パステルを預かる。やんちゃだが一途に南野を求め愛してくれるひたむきさに、次第に彼にも変化が…無二の同志となった南野とパステルだったが…人間と同じように家族の一員であるペットの最期の選択は難しい。延命か、短くとも生活の質か。別れの場面はやはり辛い。覚悟していたとしても、ただただ辛い…💧

2023/08/10

はつばあば

ワンマンな仕事人間が妻や仕事仲間にも捨てられ・・拾ってくれたのは隣の老人から預かったレトリバーの子犬パステル。これで続けて3冊目のソウルメイト。この本は作者の体験談を元にしているから余計生々しい。弟夫婦のところにもリーズと名付けられたレトリバーが。元気なうちはいい。老いて病気になった時には弟夫婦が二人がかりでリーズの要望する散歩に。もう亡くなって何年にもなろうと言うのに祭壇が台所に鎮座している。うちの両親にもそれだけの気を遣ってやって欲しかった。人と犬、話せないことが幸せに繋がるのだろうか。

2022/12/18

ワレモコウ

白新堂の犬のお話。南野は、パワハラ当たり前のテレビ製作会社のワンマン社長。犬の病気ごときで定時で帰宅する社員を恫喝。やがて社員から愛想を尽かされて会社を追われる。そんな時、隣人のから預った子犬のパステルに、次第に心が洗われていく。題名から結末は想像できたが、病名などが家の飼い犬とかぶり…戦っている最中だけど、これから訪れるであろう日を想像すると辛かった。犬を飼ったぐらいで、そんなに変わるかの疑問の意見も多かったが、私は激変した人を間近に見ているので、アルアルでとらえられた。虹の橋、信じる者は救われるよね。

2024/05/06

業績第一主義で他人を顧みない男が偶然預かった子犬パステルとの生活の中で、変わっていく。悲しい別れもあったが、素敵な終わり方だった。

2023/05/05

雪だるま

泣きながら読みました。愛犬との出逢いと別れ。そしてこれが作者の新堂氏の実話を元にして書かれた物だなんて!犬を飼ったことのある人なら泣かないでは読めないと思います。改めて、自分も愛犬との毎日を大切にしようと思いました。くれぐれも外で読まないことをお勧めします。

2022/07/12

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