乙女の教室 (集英社文庫)
乙女の教室 (集英社文庫) / 感想・レビュー
馨
美輪さんが直接声にし話しているような文章。美輪さんは喋りも書き言葉も同じ話し方で、日本語が美しいと思いました。美輪さんと仲の良かった三島由紀夫もそういう美しい言葉を発する人でした。心からの挨拶、微笑み、美しい言葉遣い、ファッション。全て他人を思いやる心があればこそできるもの。思いやりのある人になるには想像力が必要とのこと。ありがとうを沢山言うようにまずは心がけたいと思います。三島由紀夫が美輪さんのことを『この上もない花やかな虚偽』と言ったそう。凄い表現力。
2022/06/06
透子
自分を愛している、と言う人に、「ナルシストだ」と思う人もいるかもしれないが、私は″自分を愛している″は″自分の生き方に誇りを持っている″ということだと考えている。どんな瞬間でも、他の誰のためでもなく、自分に対して恥ずかしくない生き方をするために、美しくいなければならない。そして私から見ても、そういう生き方ができているなあ、と感じる人は、例外なく他者にも優しいと思う。私もそんな生き方を目指したい。私の大好きな漫画、『RozenMaiden』に登場する、誇り高き薔薇乙女たちを思い出しながら読んでいました。
2022/07/15
みこと
図書館 ナツイチ2022読了12 うーん、やっぱりすごいお方だ…。
2022/08/19
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