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生のみ生のままで 下 (集英社文庫)

生のみ生のままで 下 (集英社文庫)

生のみ生のままで 下 (集英社文庫)

作家
綿矢りさ
出版社
集英社
発売日
2022-06-17
ISBN
9784087443967
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生のみ生のままで 下 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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mayu

芸能人としてのイメージを守るため、離れざるを得なかった二人。長い年月を経ても、逢衣の彩香への想いは揺らぐことはなかった。そして、訪れた再会の時。自信が持てなくなり、臆病になって踏み出せない彩香の気持ちも、逢衣の戸惑いも、それでも受け止めて包み込もうとする気持ちも切なかった。この二人には障壁もたくさんあるはず。だけど、異性とか同性とか関係なく、その相手だからどうしようもなく好き。そう思える愛情の結びつきは強い。そんな相手に出会えたことは奇跡だ。このラストにたどり着けたことに感動。

2022/11/19

優希

お互い恋人がいるのに惹かれ合う逢衣と彩夏。女性同士だから全てをさらけ合う。体も思うように求め合う。女性同士だからこその恋愛が美しく見えました。自分より大切な存在。恋するには性別は関係ないのですね。

2023/05/18

優希

どんどん惹かれあっていく逢衣と彩夏。女同士だから全てをさらけあい、思うように体を求め合う。途中で試練もありましたが、2人は純愛を貫いていくように見えました。愛するからこそにのみ生き、生きるままに愛するのですね。この関係性が美しく見えました。どこまでも綺麗に愛を貫いているように感じます。

2024/01/03

おっしー

逢衣と彩夏、ちゃんと幸せになって良かった。上巻の終わりはかなり不穏な雰囲気を醸していたので、どうなることやらと思っていたけど。周りに自分たちがどう見られるか考えないといけないのがやっぱり難しくて、2人が良ければそれでいいのかもしれないけど、大っぴらに言えないっていうのはこの2人だからこそきっともどかしい部分もたくさんあるだろうなぁ。逢衣のお父さんが案外いい人だった。女性同士の恋愛の美しい部分も辛い部分ものめり込んで読んだ。終わってしまうのが勿体無いと久々に思ったかも。ハッとさせるような解説も良かった。

2023/01/29

水色系

逢衣が精神面でも彩夏を支える様子に、良い意味で年月の経過が感じられ好もしかった。上巻の展開がショックだったので読みはじめに悲観しすぎたところはある。 一言、恋っていいなと思った。

2022/07/12

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