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呪い人形 (集英社文庫)

呪い人形 (集英社文庫)

呪い人形 (集英社文庫)

作家
望月諒子
出版社
集英社
発売日
2022-12-20
ISBN
9784087444681
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呪い人形 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

木部美智子シリーズ!改訂版だそう。望月さんのこのシリーズはじっくりと読ませる。はずが、ずっと誰が?とか何故?とかいや~な感じが頭にこびりついて、ジリジリとペースが上がらなかった。そしての三章から四章へ真相が見えてくると、もうそこは怒涛の展開。はぁ・・なのにこの結末はモヤモヤしてしまう。ただただ工藤医師が気の毒だった。

2023/01/24

H!deking

最近ハマっている木部美智子シリーズ。フーダニットとかハウダニットとか出尽くした感があるけど、うまいことすり抜けてきますね。途中ちょっと中弛みしますが大オチは面白かったかな。工藤くんは本当にツイてない笑

2023/08/14

yukaring

ジャーナリストの木部美智子シリーズ。今回彼女が追うのは『呪いによって人は本当に死ぬのか?』信者から多額の金銭をむしりとり、多くを破滅させた宗教家が病院で急死。彼を呪い殺したと1人の老婆が名乗り出るが呪いなどあるはずもなく医師の工藤に疑いがかかる。そしてその工藤が関わった患者がまた1人死亡する。その患者も老婆に呪われていた・・。急死した人々と怪しいメール、使途不明の巨額の金銭などの不穏な現実が調査により次々と明らかに。呪いと欲望、正義など人間の思惑が絡みあった闇から驚きの真相が暴き出される社会派ミステリ。

2023/01/07

えみ

現実をよく知っている記者に、科学的根拠に基づいた医療の世界に身を置いた医師。彼らが惑うのも無理ない。ある宗教家が病院で不審な死を遂げた。「呪い殺しました」と犯行を告白する老女。呪い?誰に?彼に?不信・憎しみ・恐怖…そんな感情で胸の内の99%を埋めつくされたとしても、残ってしまった僅か1%の優しさが非難することを邪魔するのか。哀れで情けなくて、何とも言えない虚無感に襲われる。世の中も、人間も、自分でさえ信じられなくなることばかり。ひとりの医者が呪いの残滓に中てられた切ない事件。呪いより恐ろしいのはやはり…。

2023/03/17

Kazitu

社会派ミステリー。解説者が望月諒子の語りに掴まれると、絶叫マシンに乗ったかのようにぶんぶん振り回されると言っていたが…。何だろう。呪いとは?読みやすいけど、私的には、はまらなかった。

2023/10/05

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