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猫君 (集英社文庫)

猫君 (集英社文庫)

猫君 (集英社文庫)

作家
畠中恵
出版社
集英社
発売日
2023-02-17
ISBN
9784087444841
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猫君 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。20年生きた猫は猫又になり、言葉を喋れるようになるという設定に惹かれました。可愛い猫の世界がより可愛く見えます。猫又たちの奮闘が微笑ましい作品でした。

2023/08/09

Kanonlicht

猫は20年生きると猫又となり、新米たちは江戸城にある学び舎で猫又としての教養を学ぶ、というファンタジー。猫又たちが属する6陣の諍いや、かつてすべての猫又を従えた伝説の猫君など、どことなくハリーポッターを思わせる。が、とにかく健気で一生懸命な新米猫又たちがかわいい。人間と猫又が対立関係でなく共存しているのも猫好きとしてはポイント高し。語られる出来事に対し舞台設定が壮大なので、続編が待ち遠しい。

2024/06/27

けやき

猫が20年生きるとしっぽが2つに分かれ、猫又になるのだそうだ。徳川家斉の時代に猫又となったみかん達の活躍を描く。織田信長や明智光秀だった猫又が出て来たり、「しゃばけ」でお馴染みの河童の禰々子の名前が出て来たりして、楽しかった。

2023/04/14

ちぐりん

20年生きた猫は猫又となる。立派な猫又になるために猫宿でたくさんの術を学ぶという。ねこ大好きな私からしたら、もうわくわくしかありません。 新米猫又たちがひとつの部屋に集まり、時間割の書き付けを見ながら真剣な面持ちでいるなんてきゅんきゅんします。 ちらと気になったのは20年生きたわりには新米猫又は子猫みたいに幼いな、と思ったり。うちにいる13歳の黒猫はもうすでにどっしりとした貫禄があるのです🐈‍⬛ 我が家のねこ達も長生きしてぜひ猫又学校に行ってもらいたいです。

2024/08/20

ありす

なんか思った以上にすごい世界だった。まさかかの有名な御方が…!?本当にそうだったら日本の歴史が変わってしまうけど、どんなに面白いか。兄者姉者たちが卑怯すぎて新米たちが不憫。だけどだからこそ新米たちを応援したし、頑張ってる姿が可愛らしくてほっこりした。新米たちも最初は互いに牽制し合ってて心配だったけど、色々なことを乗り越えて、ここまで仲良く力を合わせられるようになったのが感慨深い。

2024/08/30

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