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望郷 老犬シリーズ III (集英社文庫)

望郷 老犬シリーズ III (集英社文庫)

望郷 老犬シリーズ III (集英社文庫)

作家
北方謙三
出版社
集英社
発売日
2023-05-19
ISBN
9784087445237
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望郷 老犬シリーズ III (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ナミのママ

〈老犬シリーズ〉3作目、最終話。もちろん華やかなハッピーエンドを期待していたわけではない。それにしても痛いよ、これは。そしてまさにハードボイルド。56歳になった高樹良文はまだ刑事を続けていた、そして妻子もいる。今作はヤクザの抗争から始まる。複雑に絡む人間関係を読み解きながら核心に迫る捜査はもちろん、登場人物の漢としての魅力がたまらない。危険なのに目が離せない男たちを追いかけてしまう。時代は変わっても人の奥には変えられないものがあるのか、そんなことを考えて読了。

2024/05/05

マムみかん(*感想記入少なめです*)

三部作の完結編。 時代は平成、高樹良文警視56歳。 刑事という仕事の中に閉じ込め続けた「けもの」。 自分から踏み込んでしまった因縁。 ふるさと「孔雀城」への帰還…。 北方ハードボイルドを゙たっぷり堪能でき、良かった。 真っ当な生き方を゙していない人々が、なぜか渋カッコいい。 他の高樹刑事登場作品も読んでみたい☆

2023/09/15

Nobuko

老犬シリーズ 完結編 やっぱり高樹と田代の物語 北方さんの文体というか流れすきだな

2023/06/05

あいあい

「老犬シリーズ」完結編。老いぼれ犬高樹良文の最期(?)。これぞ俺の愛した80年代ハードボイルド。そこここに北方節があって「ああ、かっこいい……」、それにシリーズそれほど間を置かずに読んでおり名前に、経緯に記憶があるので「ああ、たまらん……」 そういう箇所に付箋をつけていたら,都合25箇所に。ああよかった。老いぼれ犬の登場する作品、再読しようかな。それにこのシリーズも、十年くらいしたら、また三部作通し読みしよう。

2023/06/12

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