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北のおくりもの 北海道アンソロジー (集英社文庫)

北のおくりもの 北海道アンソロジー (集英社文庫)

北のおくりもの 北海道アンソロジー (集英社文庫)

作家
浅田次郎
太田和彦
河﨑 秋子
北大路公子
桜木紫乃
堂場瞬一
馳星周
原田マハ
渡辺淳一
集英社文庫編集部
出版社
集英社
発売日
2023-05-19
ISBN
9784087445312
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北のおくりもの 北海道アンソロジー (集英社文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

北海道アンソロジーとある。豪華な作家陣だ!小説5編とエッセイ4編。既読の作品が多かったような・・公子さんのエッセイは笑えて大好きなのに(既読で確かに笑って読んだはずなのに・・)今はお父様が逝き、お母様までもが亡くなってちょっとしんみり。でも笑えるのよ・・堂場さんのラッピのチャイニーズチキンバーガー!読みながらまた食べたいと思った次第。

2023/06/13

KAZOO

北海道に関するアンソロジーで、小説が5作、エッセイが4作収められています。ただ最後の渡辺淳一さんの作品(四月の風見鶏)はエッセイではないかとも思われます。最初にすでに読んでいたり映画で見たりしている浅田次郎さんの「鉄道員(ぽっぽや)」があるのは当然のことなのでしょう。河崎秋子さんの「頸、冷える」が北海道の果ての感じが出ていました。また堂場さんのエッセイ(函館の地場のハンバーガーショップについての)も楽しめました。

2024/05/18

hiace9000

そうそうたる顔触れ、ここに連なる名だけで読指がそそられる、北海道アンソロジー。北海道舞台の短編小説5編と、食指刺激強めグルメエッセイ4篇が交互にミルフィーユ状に綴られる。ミルフィーユとはいえ、書籍にかぶりつけるはずもなく順番に読むしかないのだが、編集上食べ合わせのマッチングまでは考慮されなかったのか、脳が感じる茶室の抹茶のような深く静かな味わいの小説と、喧騒のダイナーでコーラで流し込むハンバーガーのようなエッセイとの食感(読感)差に、正直戸惑ってしまう私であった。北海道小説はやはり、一冊まるっといきたい。

2023/09/03

アキ

読友さんのレビューに誘われて読んだ。先週函館でラッキーピエロ、ベイエリア店でブランコ乗りながらバーガーを頬張ってきたところ。なんてタイムリーなと思っていたら、出典見て「弾丸メシ」を去年読んだことを思い出した。記憶の奥底に残っていて、あの店に誘われていたのだ。馳星周「雪は降る」で苫小牧から函館までのドライブは、昨年訪れた洞爺湖の道を思い出した。最後の渡辺淳一「四月の風見鶏」が印象に残る。札幌医大の心臓移植事件を小説にしたことで医局を辞めて東京で作家として生きていくことになった。そんな決断があったとは。

2023/08/18

ゆみねこ

5つの短編小説と4つのエッセイ。馳さん・渡辺さんは初読み、エッセイは原田マハさん以外は初読み。北大路公子さん、楽しく読了。「鉄道員」はやはり名作!河崎さんはズシンと心に残る作品。

2023/07/27

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