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夢の続き (集英社文庫)

夢の続き (集英社文庫)

夢の続き (集英社文庫)

作家
吉永小百合
出版社
集英社
発売日
2012-10-19
ISBN
9784087450019
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ジャンル

夢の続き (集英社文庫) / 感想・レビュー

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シブ吉

「将来は映画俳優になりたい」子どもの頃の夢を実現し、尚且つ「大女優となった」吉永小百合さんのエッセイは、映画のみならず、幅広く活動を続ける吉永さんの生き方に、静かな感動を憶えました。後半の対談部にあった言葉、その日その日を心を込めて精一杯生きる。吉永さんを知らなくとも、映画やテレビの画面を通して「素敵な人柄がヒシヒシと伝わる」のはそういうことなのかと、本書を読んで痛感。実現した「映画俳優の夢」だけでなく、後に続く人達の為にも、その素敵な「夢の続き」をまだまだ魅せて欲しいと切に願います。

2013/02/10

fumikaze

(このエッセイから感じただけだが)見かけよりも行動力があり、スポーツなどの運動も積極的にこなす方なのに少々びっくりした。自己管理がきちんと出来る方なのだろう。

2023/10/24

ceskepivo

本書の中で樹木希林さんが言っているように、吉永さんには「頑固というより、自分の意思を貫く芯の強さ」を持っており、それが佇まいの美しさに表れているのではないか。本書を読みながらそう思った。ラグビーフリークであることも好感。「自分の役目を果たし、内心の喜びを隠して戻ってくる選手は美しい。熱く、かつ、冷静に戦ってこそ、成果が上がるのです」。水泳合宿を以前やっておられたとのこと。参加させてください。

2012/12/07

ikedama99

少しずつ読んでいたのだけど、ようやく時間がとれたので、一気に読んでみた。ただ、エッセイなのでもっとかみしめながら読んでもよかった。女優としての映画との向き合い方の話しも面白かったし、水泳や着物の話しも面白かった。最後の3名の方との対談集は、お互いの考えがよくわかり、自分が共鳴することも多かった。山田監督との対談の最後に「自分の芝居には満足していませんし、もう少し監督の意図する芝居ができればいいのに、という思いは常にあるんです。」とある。襟を正して、この行を再読しました。

2013/12/13

猫女

名実ともに日本を代表する女優であり、何より第一線で活躍し続ける女優・吉永小百合が、デビュー前から現在までの自身を、語る。彼女でしか感じ得なかったであろう、喜びや楽しみ。悲しみや苦しみ、そして葛藤…。とても読み応えがありました。 そして収録されている写真が本当に美しい!さすが、グラビアの美しさでは雑誌随一の「家庭画報」連載の文庫本だけはあります! 読み終わった後には、間違いなく、作中で語られた映画を、もう一度観たくなります。

2012/11/06

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