愛情セミナー (集英社文庫)
愛情セミナー (集英社文庫) / 感想・レビュー
roomy
ぼくの愛情診断が特に面白かった〜壮烈、肉弾あいうつ、撲りあいの夫婦喧嘩はしたことないし、したくないけれど遠藤さんはとても楽しい夫婦の日々をおくられたようで。子供についても色々書かれており興味深かった。ライブラリー本。
2014/05/07
まあこちゃん
狐狸庵先生がどんな恋愛論を教えて下さるのか、興味津々で本書を手にとった。「嫉妬の苦しみは過去のすぎ去ったことでも今のことのように思われるし、未来のことも現在、あるように想像してしまうことから生ずるのだ。」と「誰かを愛するということはその人を信じようとする意思にほかならない。もしくは信じる賭けをなすことにほかならない。」の言葉には深く納得させられた。数々の深い言葉の中にもユーモアたっぷりで、随所に昭和の雰囲気が漂っているところが懐かしい。狐狸庵先生夫妻の喧嘩の話も昭和を感じさせ、驚きながらも笑わされる。
2017/08/24
どりぃ☆
遠藤周作こと孤狸庵先生が恋愛について、楽しい事例を交えつつ、しかし至って真っ当に指南してくれるエッセイ。失恋して瀕死の状態にあった私には救いのような一冊となった。恋と愛の違い、愛を守るには覚悟が必要なことなどなど、色々しみた。ぶっきらぼうなのに優しい。好きだ、狐狸庵センセー!と思った。立ち直れるかもしれない。本は私を救う。
2019/11/07
lily
誰もが自分のことだと反省し、思考矯正を決意しないわけにはいかない、善い生き方の道しるべとなる本。子育て論も短いエッセイの中に簡潔にズバリ核心をついていて『エミール』を読むのが億劫ならば本書を一読すべし。
2019/05/01
mym
やっぱり、遠藤さんの本は人生のバイブル。
2014/11/09
感想・レビューをもっと見る