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ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)

ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)

ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)

作家
瀬川貴次
出版社
集英社
発売日
2013-04-19
ISBN
9784087450620
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ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫) / 感想・レビュー

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海猫

怪異メインと思いきや、どちらかと言うと謎解き要素の方が強かった。キャラはなかなか立ってるし、この時代特有の妖しさや闇のようなものには雰囲気がある。派手さよりも話数重ねてこそじわじわ味がしみてくるタイプかな?

2016/11/10

ううち

平安初心者ですが読みやすかったです。ばけもの好きな見目麗しい中将様と、振り回されっぱなしの宗孝さんの掛け合いが軽快でした。初草の君や宗孝さんの姉様たちも個性豊かで良かったです。「牛車爆発しろ」に笑った。弍も読みます。

2015/01/15

KAZOO

時たまお気に入りさんの感想を読んで気になっていたのと夢枕さんの「陰陽師」シリーズが出ないのでこの本を読むことにしました。「ばけもの」以外あまり興味のない中将と異母姉が12人もいる青年がコンビとなって怪奇的な出来事を解明していく話で結構古典(伊勢物語など)が出てきたりして楽しめます。12人の姉の絡む話が多く今後も期待できそうです。

2021/01/06

kaoru

怪異の噂を検証し、裏にある真実を暴くミステリー仕立ての物語。平安時代の雰囲気を表現しつつも、個性的なキャラと読みやすい文章を楽しめます。また、所々にある古典作品のオマージュにニヤリとしてしまいます。

2016/04/13

友達が絶賛していたので、ありがたくお借りして読みました。今まで歴史小説を避けてきた私でしたが…、なるほど、これは楽しめました。「歴史」と言っても一風変わった雰囲気を持つ平安時代。そこで起こるは不思議な現象。現代でも解けないような怪奇現象を、ばけもの好む中将があれよあれよと解明させていきます。言葉遣いが丁寧で、事件もこの時代でしかできないものばかり。平安時代という設定が上手く生かされていました。個人的には初草ちゃんがお気に入り。あの可愛らしさは憎めない!読者を平安に引き込む本。これぞ現代の「をかし」の文学!

2014/09/24

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