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検証捜査 (集英社文庫)

検証捜査 (集英社文庫)

検証捜査 (集英社文庫)

作家
堂場瞬一
出版社
集英社
発売日
2013-07-19
ISBN
9784087450897
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検証捜査 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

彩り・栄養とも抜群、その上お味までよろしい幕の内弁当のような警察小説。読者の大好物である要素が程よく網羅されて。主人公は熱くなりやすく、過去の事件ですべてを失った元捜査一課の刑事。新職務でその彼と組むことになった、これも暗い過去を背負った美人(これ大事)で一回りも年下(これも大事)の刑事との絡みもあり。そしてあっと驚く事件の顛末。働きざかりの世の男性がたは、こういう作品で元気をもらえるんじゃないかなぁ。私的には横浜の街並みと、出てくるお料理の描写にもヤラれました。神谷さんはイケメンなの?誰か教えて。笑

2015/03/22

あすなろ

警察官が警察官を調べる選抜チームで仕事をする。左遷された大島から横浜にて。実際にこんな捜査即ち検証捜査というものがあるのかないのかは知らぬ。しかし、幾多の堂場氏モノと違わず、登場人物の設定が巧み。もう一冊、続編があるようなので読もう。しかし、この神谷はちょっとモテ過ぎ⁈凛との後半のやりとりはカッコ良すぎないですか?堂場先生?羨まし過ぎる描写ですよ、中年男性サラリーマンには。

2017/05/02

ゴンゾウ@新潮部

神奈川県警の連続婦女暴行事件に逆転無罪判決が下る。捜査段階での違法捜査を捜査する。警察官が警察官を取り調べる。陰湿な隠蔽工作と妨害。主人公の神谷が男前過ぎる。 ドラマ化されたのを知らなかった。【ナツイチ 2019】

2019/07/27

いーたん

伊豆大島に左遷されていた神谷警部補。何故か神奈川県警管内の事件に端を発した不祥事を調査する警察庁主導の道警、大阪府警、埼玉・福岡県警から選抜された特命班に抜擢された。その事件とは数年前に戸塚で発生した連続女性暴行殺人事件。当時、神奈川県警が逮捕した犯人は裁判を経て無罪判決に。特命班はその検証捜査が目的だった。事件を調査するに従って神奈川県警の悪質な隠蔽体質が明らかになり、かつて神谷が不祥事を起こした事件ともまさかの繋がりが疑われて…初の堂場瞬一でしたが、冒頭から引き込まれて一気読みでした。

2017/02/25

さっとん

読み応えのある作品でした。 テーマ・内容が重たく、説明が少しくどいと感じる部分もありますが全体的にはサクサク読めます。 身内に甘い警察の暗い部分に切り込んでおり、警察組織への疑念や腹立たしさを感じながらも先読みのできない展開は面白かったです。 ただ、なぜか自分の中で主人公の神谷がどうしても格好良いイメージにならなかったので凜との絡みには違和感を感じっ放しでしたが。 次作の複合捜査も積んでいるので近いうちに読もうと思います。

2020/04/16

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