炎天の雪 下 (集英社文庫)
炎天の雪 下 (集英社文庫) / 感想・レビュー
えと
下巻は加賀騒動からやや離れて、仕事のない細工人が盗人に落ちていく様が描かれている。捕縛後、息子も連座の罪で斬首となる。上下巻通して連座制の悲しさ、辛さが描かれている。個人的には加賀騒動を中心とした上巻が好みです。
2014/03/31
本ぺんぎん
長かったー。タイトルよし。読後感よし。
2017/02/12
読卓
自分の不幸が恨みに変わり、悪事に手を染める与左衛門。人の不幸のために、手を尽くす佐七。人生って考え方しだいで大きく変わるものだ。
2013/08/04
かずぺん
輪廻転生。歴史は繰り返されるとも言いましょうか。与左衛門は前を見て生きていくことができない人間ですね。でも、当吉はほっとした。
2013/09/28
堀越 隆史
良作でした。 上巻で戸惑った登場人物の多さは、もう出揃っていたらしく、後半はスムーズに読むことができました。 時代背景もしっかりストーリーの背後にしみ込んでいて、当時の情景を十分に味わえます。 その上で主人公たちのそれぞれの想いが良く伝わってきました。 ふと思い立って読んでみた本ですが、良い一冊に出会えました。 ひとにもお勧めできる本だと思います。
2014/09/10
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