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幻の翼 (集英社文庫)

幻の翼 (集英社文庫)

幻の翼 (集英社文庫)

作家
逢坂剛
出版社
集英社
発売日
2014-03-20
ISBN
9784087451672
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幻の翼 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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そる

やっぱ百舌シリーズおもしろい!一気に読める。ドラマと違う話だったけどキャストはそのまま頭に浮かぶ。どっちの話も遜色なし!悪いヤツはさらに悪いヤツに指示され、そいつはさらに悪いヤツに使われ⋯どこがてっぺん?!信頼してた人も嘘や隠し事でどこまでホントか分からず誰も信用できない。それなのに倉木、大杉、明星は信頼し合って仲間。そういうのうらやましい。「「(前略)わたしはあの二人が好きだ。どうあっても助け出したい。津城さんの仕事は、警察にとっては重要かもしれないが、今のわたしにとってはなんの意味もない」」

2019/09/26

どんちん

前作からちょっと時間が経ってしまった。さて最後はどうだったっけ?と思ったが、なるほど便利だと感じたのは、電子書籍で読んでいたので、すぐに終わりの方を読み直せたことだ。と、それはどうでもいいのだが、前作エンディングを思い出し、そうだったそうだったと思いながら読むも、TVシリーズのⅠを観てしまってがために、ちょっと美希の弱さに違和感を感じるも、津城の手先が水島ってのは、やられた、てっきり古江だと思っていた…みたいに、それなりにスリリング?な展開を楽しめたw

2014/10/16

れみ

「百舌の叫ぶ夜」の続編。能登の断崖で転落した〝百舌〟が北朝鮮の工作員として日本にやってきたらしいと知った倉木は大杉、明星とともに捜査を始める…というお話。読んでる最中に録り溜めてたドラマ版をまとめて見たけど、もはやあまりにも違うお話なので別物としてそれぞれ楽しんだ感じ。最初からなんとなく引っかかってた登場人物がいたけど、ラストでそういうことか〜と思わされた。そのうち続きも読もう。

2014/12/23

黒瀬

人を騙し、優位に立つ事の快楽に酔いしれた嘘吐きたちが繰り広げる騙し合い合戦。倉木警視や津城警視正に振り回される大杉警部補や明星巡査部長に思わず同情してしまう。しかし今回はその大杉のカッコよさや明星の人間臭い姿が強く印象に残りました。組織の中で生きる人間たちによってドス黒く煮込まれ、ヘドロ然とした警察の腐敗。それを正し、森原に引導を渡すためとはいえ多くの冷酷な手段が用いられ、それすらも闇に葬られてしまうこの世界観。そしてエピローグを読むと、より一層この三人の活躍から目を離せなくなる。

2021/01/06

KAZOO

百舌シリーズの第2作。病院での大量殺人事件、主人公独自の捜査あるいは仲間を巻き込んでの捜査などがあり、警察庁あるいは警視庁内部のかなり陰謀めいた話となっています。それと今度は百舌が北朝鮮から帰ってきてと息を持つかせぬ感じです。今回はかなり興味を持って読んでいますが最初の時はそれほどひかれなかったように思われます。最近のほうが現実的な感じを受けるからでしょうか?

2015/10/10

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