女は後半からがおもしろい (集英社文庫)
女は後半からがおもしろい (集英社文庫) / 感想・レビュー
がいむ
正確には、「女の仕事は後半からがおもしろい」かな。意思決定権をもてるほどにはとてもならなかったけど、40代半ば以降からある意味余裕がでてきたのは確か。先輩女性として、男社会で働き続けた人の対談はおもしろくかった。特に坂東さんは組織にいた方で、考え方のバランスが取れているなあと感じた。モチベーションが高くもてないとき「おとなしく、喧嘩しないで黙々と耐え抜く精神的強さが大事」って、そうなんだよ、そこで心をぐちゃぐちゃにしないってすごく大事なんだよなあ。
2015/06/24
シフォン
「女性の品格」の坂東眞理子さんと「おひとりさまの老後」の上野千鶴子さんの対談本。女性のほとんどが専業主婦の時代に男性と同様に働いてきた彼女達は、どのように生きてきて、現在の状況をどのように感じているのか。お二人の学生時代、キャリア時代、そして現代社会の女性について。なるほどと唸るところも多々あった。
2017/05/08
fullhouse
女性のキャリアの勉強用の読書。団塊の世代と言われる女性ふたりの対談形式は、とても読みやすい。みんながみんな、第一線で引っ張ってこられた彼女たちのような生き方が出来るわけではないけれど、何かヒントを感じる1冊だった。特に文庫版での3.11後のボーナス対談は、今の政府の女性活用に「?」と感じているため、興味深く読めた。
2014/10/23
ツキノ
積読本-58 おふたりとも富山県出身なのだそうです。おもしろかった!『女性の品格』は未読なのですが、中央省庁の元キャリア官僚だったとは。おふたりの見解がびっくりするほど似ているのもおもしろい。上野さんのあとがきによると「女の困難は少しもなくなっていないけど、この本を読んだ読者のあなたに、坂東さんやわたしの世帯゛の女たちの経験が少しでもエールになるといい」というのも素敵。
2015/05/29
むつの花
女性の働き方について「仕事を手放さずに、仕事にコミットしなくてもいいから、マイペースで続けなさい」
2021/08/08
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